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2014/09/19

エロを忘れた「俺とエロと祭と私」トーク。

003今月は、連休のつぎに飛び石連休とあって、なかには、この二つの連休をつなげ、いまごろ「夏休み」をとるやつもいて、いろいろシワ寄せがくるわで、落ち着かなかったのだが、去る13日土曜日は、経堂のさばのゆで、フランス人フォトジャーナリストのマルイユ・ダビッドさんと「俺とエロと祭と私」トークをやったのだった。

ご参加のみなさん、ありがとうございました。

ダビさんは、スライドのほかに、短くまとめた「神輿」というタイトルのビデオも用意、じつに充実した内容だった。

18時半スタート予定が、やや遅れて始まった。ダビさんは、日本語が十分ではない。でもまあ、なんとなく話は通じるもので、やっているうちに、19時過ぎ「専属通訳」のクラちゃんが到着、調子があがった。

参加者の方が、フェイスブックで、「エンテツさんが「祭がなにゆえエロか」を語り忘れて進行されたのも愉快でしたが、なにしろダビッドさんの思いの熱さが伝わってきてこちらの頭もアルコールと一緒にぐるぐる回転する楽しい夜でした」と報告されているのだが、いや、ほんと、いきなりダビさんの神輿の写真に引き込まれ、エロ話しを忘れてしまった。

ダビさんとは何回も酒を飲んでいるが、あまり仕事の話しはしたことがなかったので、ダビさんのジャーナリストとしての仕事に対する考えや姿勢についても学ぶところが多かった。

とくに、「祭り」を、生活も含めて構造的にとらえて、フランス人にもわかるように日本の文化を伝えたい、ってあたりの話には、いかにも合理と構造のフランス人らしさを感じた。

主に下谷と湯島と神田神保町の祭りの画像が中心だったが、ダビさんの目は、下谷と湯島の地域性のちがい、祭りをめぐるヒエラルキーなどをとらえていた。これからも、取材は続いて、祭りだけではなく、神輿を担ぐ人びとの生活まで、インタビューしていくのだそうだ。

ダビさんと話すと、いつもおもうのは、やはり日本人のものごとのとらえ方や考え方は、かなり主情的であるということだ。そこをかきわけかきわけ取材するのは、なかなか難儀だろうけど、日本人では把握しきれないところまで見えてくる気がする。

日本人も「祭り」のことは、ナントナクわかっているていどで、知らないことが多いと思う。「神輿をなぜ担ぐの?」というダビさんの質問には、日本人でも、なかなか正確に回答できない。

写真は、まだたくさんあるし、これからもダビさんの取材は続くので、ダビさんの日本語の学習のためにも、そのうち第二弾をやります。

トークの当日は紹介できなかったけど、ダビさんの仕事ぶりがわかるサイトは、こちら。ビデオリポートもよいですよ。
http://davidmareuil.weebly.com/

20時半すぎに終わり、懇親飲み。21時半すぎに、ダビさん、クラちゃんと太田尻家へ。帰りは、大宮着最終になってしまい、タクシー帰宅だった。

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