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2014/12/01

まだ11月だった先週のこと。

12月になってしまった。

先週、11月の最後の週は、あわただしく、しかも毎日東京へ出かけることになり、少々疲れた。やっぱり、東京は疲れる。大雑把にメモをしておこう。

27日は、夕方、新宿で『dancyu』のインタビューを受けた。1月6日発売の日本酒特集に載るのだが、いつもは取材して原稿を書いている雑誌に取材を受けるのは、取材するより疲れる。終わると、新宿の喧騒をさっさと逃れ、東大宮に着いてから飲んだ。

ムシが知らせたわけではないが、ここのところ年末スケジュールで追いまくられているから、外で飲みすぎるわけにはいかない、家で飲もうと早めに切り上げて帰った。家で飲めば、まず二日酔いの心配はない。

すると、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」から連絡があって、翌日の夜の10時45分頃~11時45分のメインセッションのコーナーに、急遽出演することになった。この件については、前のエントリーに書いた。

28日の当日は、夜の10時15分にスタジオ入りだった。前回のミッドナイトセッションに出演から1年ぶりぐらい。ディレクターさんから台本をいただき、打ち合わせ。台本といっても流れが書いてあるだけで、ぶっつけ本番だ。それに、前回でわかっているが、チキさんは、話の流れで、どこに話が転がっていくかわからない。おれも、ほかの番組でも、そうだが、目が悪く台本がよく見えないから、司会者に反応しながら話す。出たとこ勝負、これが楽しい。

深夜にいただいたメールには、「ご飯のお供が普及、求められてきた背景、社会構造の変化や、日本経済に何があったのかなどについて」とか書いてあって、カタイ話をしなくてはならないのかと思っていたが、台本を見ると、「わいわいモード」(『荻上チキ・Session-22』には、「探究モード」とか、いくつかのモードがある)で、タイトルが「大阪の学校給食でふりかけの持ち込みが議論に!今こそ語ろう!ご飯のお供」となっている。お気楽な感じ。

スタートは、南部広美さんが、ほぼ台本通りに進む。

■大阪市立中学校の給食をめぐり、ふりかけの持ち込みを認めるかどうか、今週、橋下市長が市の教育委員会と議論しました。

■大阪市は今年春から公立学校の給食を外部業者に委託したデリバリーにしましたが、この給食に対して生徒達からは「冷たい」「おいしくない」といった声が相次いでいます。

■今年の6月の教育委員会のアンケート結果を見ても、「全部食べている」という回答は10.8%、「ほぼ全部食べている」の15.7%と合わせても26.5%足らずで、およそ4分の3にあたる生徒は給食を残しているという惨憺たる状況です。

■こうした事態を打開するための救世主として提案されたのが「ふりかけ持ち込み」という教員からの提案でした。この提案を聞いた橋下市長は「ふりかけはダメなんですか?」と驚いた様子で聞き返しました。

■実は学校給食は国の栄養摂取基準によって作られていて、1食あたりの塩分は3グラムほどにおさえられています。

■これにふりかけが加わると塩分オーバーになるという市の教育委員会を橋下市長が議論した結果、今週水曜日に橋下市長は学校判断でふりかけの持ち込みが可能になったことを明らかにしました。

■このように、給食の食べ残し対策の切り札として、ふりかけに注目が集まっているタイミングで、今夜は、ご飯のお供が持つ魅力や可能性について考えてみたいと思います。

ということだった。

チキさんも番組の中で言っていたが、この最後の2行で、ふりかけ持ち込み是か非かではなく、「ご飯のお供が持つ魅力や可能性について」考えるってことに、ガラリ変わる。これがまあこの番組の企画の柔軟性というか、面白いところ。

で、おれが紹介されたのち、「まずは、今回の大阪の給食でのふりかけ論争、遠藤さんはどう思われますか?」「結果的にふりかけの持ち込みアリだと思われますか?」と問いがあり、おれが答えたあたりから、フリートークな感じになった。

おれの言いたいことは、ようするにごはんの楽しみ方は、気分に合わせていろいろあったほうがよいし、そうやって食事を楽しんだきた。大人の都合で中途半端な給食をやり、不人気だからといって、また大人の都合でふりかけ導入というのもオカシイが、楽しみの少ないお仕着せの給食から抜け出す可能性として、いいんじゃないの、ということだった。

あと、ふりかけの歴史の話など。そして、スタジオのデスクの上にあった、ふりかけやご飯のお供の話になったり、街で取材したご飯のお供の話になったりして、前半は終了。

後半は、ご飯のお供を紹介しているブログ『おかわり JAPAN』の管理人、長船邦彦(おさふね・くにひこ)さんが、紹介するご飯のお供の現物と共に登場。おれが前回出場したときに豚汁を作ってくれたディレクターさんが、炊きたてのご飯を用意するなど、スタジオの中は、どんどん楽しく盛り上がった。

長船さんは、かっこいい青年。おれは、『おかわり JAPAN』は、充実している、どこか企画会社や制作会社が関係しているのかと思ったが、1人でやっているのだそうで、おどろいた。

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8つの地方ごとに紹介され、どれもご飯に載せて食べたのだが、どれもうまかった。おれとしては、中部で、新潟の加島屋のさけ茶漬が登場したのがうれしかった。やっぱりこれだよと、ガツガツ食べた。

「ご飯のお供」は「おかず」より「格下」のイメージだが、なかなかどうして、ご飯のための豊かな文化なのだ。汁かけめしの親せき筋ともいえるだろう。

番組は、11時45分頃終了。金曜日の夜は、あまり肩が凝らない内容にしているのだそうで、「わいわいモード」は、楽しくてよかった。食べものは、話しているだけじゃなく、食べながらがよい。食べる、しゃべる、口は一つだが。

前の晩は、そこに社民党の党首が座っていたのですがね、といわれ、アレッ社民党の党首って誰だっけと考えたが思い出せなかった。

前回は、放送終了後、四谷3丁目の東陽片岡さんがやっているスナックで、朝まで飲んだり歌ったりしたのだが、今回は、翌日に大事な打ち合わせがあるので、用意していただいたクルマで帰宅。

翌日29日の土曜日の朝は、なんだかズッシリ疲れていたが、昼ごろには回復。午後3時から、有山デザインストアで、雲のうえ編集委員のみなさんと写真選びと打ち合わせ。スケジュールも、ほぼ決まった。これからが大変。

5時ごろ終わって、このまま帰るのは身体に悪いと、牧野さん、つるやさんと神田に出て一杯。つるやさんは、あとの用で離脱のち、おれたちは中野へ。まあ、一軒じゃ終わらないわけで、いやいや、飲む大義名分も、たしかあったわけだが。N合さん、S尾さん、O原くんに連絡したら、突然にもかかわらず、みなさん都合よく来られることになり、10時半ごろまで飲んだ。

そうそう、29日の土曜日、出かける前に、H田さんが脳梗塞で倒れられた連絡があった。前の週にお会いしたばかりなので、びっくり。雲のうえの打ち合わせの前、しばし脳梗塞の話になる。脳梗塞は、あとになってふりかえると必ず前兆があるのだとか。おれにはその前兆がありすぎるが、単なる酒のせいでもあるようだ。

是非ご覧あれ、『おかわり JAPAN』
http://okawari-lab.net/

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