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2016/04/06

川の東京学2016 vol.0 春の遠足+川の東京学親睦会・3月26日(土)。

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このブログ、先月は更新が一回だけだった。こんなことはブログを始めてから初めて。とくに何かあったわけじゃないが、サボりだすと泥沼的に怠けるクセがあるし、なにしろトシのせいだろう、なんでもメンドウになる、できるならなるべく何もやりたくない。ブログを書く動機や特典があるわけでもなく、好奇心で始めて惰性で続けてきただけなのだから、更新しなくても痛くもかゆくもない。それだけのことだ。

とりあえず復帰にあたり、去る3月26日(土)の、「川の東京学2016 vol.0 春の遠足+川の東京学親睦会」のことから、簡単に書いておくとしよう。

当日は、柴又駅に12時集合だった。おれは、チョイと早めに出て、高砂から歩いた。高砂は京成線と柴又方面へ行く京成金町線の分岐の駅で、ここで降りて柴又まで、ふらふら歩いたのだ。

亀有でも金町でも感じることだが、高砂も、どこか地方都市のような趣がある。そのへんは荒川の西側の墨田区とはちがうなあ、という感じだ。これを別の言い方をすると、東京台地側からは、二つの「川向う」があるといえそうだ。つまり隅田川の「川向こう」と荒川の「川向う」だ。

これをまた別の言い方をすると、東京は、台地と、台地と隅田川にはさまれた低地、隅田川と荒川にささまれた低地、荒川と江戸川にはさまれた低地、ということになり、おなじ「東京」だが、だいぶ顔がちがう。

この日は、さらに江戸川の「川向こう」へ渡り、向こう側の下総台地に登って、東京台地側を見ることになっている。

おれの場合は、東京台地の崖下にある日暮里駅で京成線に乗り換え、東京低地の隅田川と荒川をこえ、柴又駅でほかの参加者と合流、江戸川を渡船で千葉県側に渡り、下総台地に立ち、江戸川沿いを下り、市川で江戸川の橋を渡り、都内小岩の野暮酒場へ、ということなのだ。

柴又駅に集まったのは、13名。おれが初対面のひとは女性の2人連れ。雲はあるが、晴れで、日差しが強い。おれもすでに缶ビールを飲んでいたが、みなさんそれぞれ、飲んだり食べたりで始まる。

柴又帝釈天のなかを通りぬけ、江戸川の土手に立つ。河川敷は、よく整備されていて、市民のみなさまの憩いやスポーツや勝手なレクリエーションの場という感じで、人も多い。

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渡船の乗り場、つまり「矢切りの渡し」は、じつに地味で素朴というより野暮な風情。ま、おれたち野暮にはお似合いだし、へたに観光的に整理されるより、このほうがよいか。渡船は、詰めれば30人ぐらいは乗れるらしいが、われわれだけで貸し切り状態。天気が悪くて波が高いときは、モーター走行とのことだが、船頭さんが、のんびり櫂を使う。これで本日のメインイベントはおわり、という感じだったが、まだまだあるのだった。

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千葉県側へ渡って気がついた「矢切りの渡し」の「矢切」は千葉県側の地名なのだ。渡船も船頭さんも千葉県。

千葉県側の江戸川河川敷は、整理されているとはいえ、市民が集まるところではなかった。閑散としている。それもそのはず、江戸川の土手にあがってみたら、下総台地まで荒涼とした景色が広がる。けっこう耕作放棄地や植えたまま収穫されてない畑も多い。

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矢切りの渡しからこのあたりは、伊藤左千夫の「野菊の墓」の舞台になったところで「野菊のこみち」というような、あまりヤル気のない小さな道標も、この風情に似合っていた。東京低地の江戸川向こうは、土手際まで家がひしめく東京側と、ガラリちがっていたのだった。

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川が遮るもの、つなぐもの。たしか、有馬さんが、川の上下は割りとつながるが、川をはさんだ両側は断絶している、てなことを言っていたが、ナルホド。

下総台地のすそにそって住宅があったが、その後は木々が茂る崖だ。道伝いに上がって見る。標高約24メートルのところから、西の方、東京台地のほうを眺めれば、ビルだらけ。

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台地から下り、江戸川土手を下り、市川市の里見公園へ。戦国時代の里見氏の居城があったところだ。14時半過ぎだったか。花見には少し早かったが、宴会となった。

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1時間ほど飲み食いし、もうひと頑張り。さらに江戸川土手を下り、千葉街道に出て江戸川を渡り、無事に野暮酒場に着いたのだった。16時半ごろだったか。

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二部懇親会にだけ参加の方もいた。途中から酔って、よく覚えてない。よく歩き、よく酔った。

とにかく、幹事役の有馬さんと大村さんが下見までやって準備してくれたので、とても充実した内容だった。詳しいことは、そのうち、ぼちぼち書くとしよう。

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