« 紫外線浴歩き。 | トップページ | MRI検査、きつかった。 »

2020/09/10

癌治療6回目。

一昨日8日は、定例4週おきの通院日だった。

大騒ぎだった10号台風は、大騒ぎしたかいがあってか、いくらか予測がはずれて弱まったこともあってか、大きな被害はなかったようだ。とはいえ、小さい大きいに関係なく被害は、変事であり大ごとにはちがいない。

残暑が厳しい朝。ペットボトルの水で水分補給しながら、9時半ごろ病院に着いた。

手の消毒と自動の検温をすまし、自動の外来受付で受付をすまし、毎月初回のときの保険証チェックを受け、採血と尿検査の窓口で待つ。待っている人は少なく、15分ぐらいで呼ばれる。

まいどのことでスルスルとすんではいたのだが、診療の待合室で腰かけ、なんとなく採血をされた左腕のひじのあたりを見たら、血止めに貼られたカットバンが血でぐちゅぐちゅ濡れ、腕に流れた血が乾いた跡がある。あれっ、と思ってよく見たら、Tシャツの左下に、血がポタポタ3か所ほどたれて滲んでいる。

採血のとき、いつも「どっちの腕にします」と聞かれると、おれは「どっちでもいいですよ」という。すると、たいがいの看護師さんが、揃えた両腕のひじの内側を見て、血管の浮き出ているところをちょちょと指先でふれ弾力をたしかめるようにして、針をさす血管を選ぶ。

左腕に一か所、よく浮き出ている血管があり、針をさしやすいのだろう、看護師さんはそれを選ぶことが多い。7割ぐらいの確率でそうだ。

今回も、そうだったのだが、そこだと、針を抜いたあと血がよく出るのだ。よく浮き出ている血管は、血の圧力があるのだろうか、そこだけ皮膚が薄いことも関係するのか。もう針をぬいたすぐあとの血の出かたがちがう。

おれは、いつもそれがわかっているので、止血のカットバンではなく厚めのガーゼを絆創膏でとめてもらっている。だけど、このときは、たしかに針をぬいた瞬間、血がぷくっと出たのだが、カットバンを貼ったときに血が滲むことなく、点になって止まったように見えたから、カットバンを貼る手際がよかったのかな上手な看護師さんだなと思い、そのまま処置室を出て、気にしていなかったのだ。

ま、そんなことがあったりして、11時ごろに診察になった。

まずは血液検査の結果。

異常に高かった癌の数値は、調子よく低下の一方で、基準値以下になっても低下を続けていたのだが、今回は前回より上昇していた。

初回117.50 2回目4.19 3回目1.29 4回目0.77 5回目0.57 そして今回は0.61

主治医は、まだ下がり続けると思っていたらしく、「上がり下がりがあって落ち着かないのかな」というようなことをいった。

おれの癌は落ち着きがないのか。

主治医は、できたら0.0以下にしたいのだという。

って話から、前にもあった、癌の個性の話から「おれの癌の個性」の話になった。

「型通りにはいかないのよね~」

ようするに、いろいろ手を打って反応を検証しながら進むのだ。

それに骨転移のことがある。前回も見た、CTスキャンの画像で微小な骨転移を確認し、治療法についてああだこうだいろいろ話しあった。

おれは、「転移」のことがよくわかっていなかったようだ。

つまり、転移した癌細胞は、もとの「原発巣」といわれるところの癌細胞と同じであり、原発巣に対する治療は、同時に転移した癌への治療でもある、というのが、おれの目下の治療法における、「原理」あるいは「構造」らしいのだ。

骨転移したからといって、骨に新たな癌が発生したわけではなく、もとの原発巣の癌細胞が血流にのって骨に流れついた。そういえば、以前に、そういう話を主治医から聞いたが、いまいち飲みこめていなかったらしい。

たとえば、肺が原発巣の肺癌の細胞とよそから肺に転移した癌の細胞は違う、ってことなのだな。

だから、おれの場合は、原発巣に対する注射と、今回から復活した服用、そして骨転移抑制のための注射(これは、簡単にいってしまえば癌から骨を守るためのものといえそう)ってことで進んでいるわけなのだ。

てなことで、ああだこうだ話しあって、それから、そうそう、最初から2か月続けていたが、肝臓の数値が悪化したので中止していた、服用の癌対処を今回から復活することになった。

肝臓の数値は、かなり改善された。ただ肝臓の数値に一つだけ、骨転移に関係するものがあり、これがまだ基準値を少しだけ上回っている。

ってわけで、ああ書くのがメンドウになった。

とにかく前回と今回、骨転移抑制の注射をしていることもあり、その効果を検証するためにも、ほぼ全身のMRI検査をやることになった。骨転移については、血液検査だけではわかりにくいのだ。

MRIで一日、その結果にもとづく診察のため一日、今月はもう2回病院へ行くことになった。

やはりステージ4というのは、なかなか手強く、なかなか落ち着かないのだな。

処置室で、腹部と腕に、それぞれ皮下注射をうち、会計をすまし、薬局によって薬をもらったら1時だった。

後期高齢者保険で1割負担でも、薬代こみで一回の医療費が9000円ってのは、こたえる。病気より経済で死ぬかも。

2020/08/14
癌治療5回目。
http://enmeshi.way-nifty.com/meshi/2020/08/post-948fbc.html

|

« 紫外線浴歩き。 | トップページ | MRI検査、きつかった。 »