« マリリン・モンローと大衆。 | トップページ | 画家のノート『四月と十月』43号、「理解フノー」連載24回目「生活の質」。 »

2020/11/11

癌治療8回目。

「癌治療記録」へと、ますます傾斜を強めている感じの当ブログ。

今回は、昨日の癌治療8回目のことだ。

28日ごとの火曜日に定期に行われてきた診療、今月は先週の3日だった。いわゆる「文化の日」という香しい休日であり、かつ主治医の診療日は毎週火曜日なので一週間のび、昨日の予約だった。

しかも朝イチ9時の予約。これまで9時半より前のことはなかった。初めてだ。

いつも、まず「生理検査室」というところで採血採尿をして、その検査結果をもとに診察になる。

だから診療予約の1時間前には生理検査室の受付をすまし採血採尿という段取りなのだ。

受付は8時に始まるが、検査室が稼働するのは8時半だ。それで9時の診察までに検査結果が出るのかと思いながら、とにかく8時5分に受付をすました。採血採尿がすんだのは9時50分ごろ。

一週間前の文化の日のしわよせもあってだろう、検査室は混雑で、別に採血場所を設けて対応していた。

こりゃ、検査結果が出るのに時間がかかるなと思っていたら、やっぱり、診察室のコールがあったのは10時すぎ。待つあいだ、『サキ短編集』(新潮文庫)を読んでいた。

検査結果は、肝臓も腫瘍マーカーも、ほぼ前回と同じで「安定」。つまりは、悪化は見られないが、これ以上よくなることもなさそうってことだ。

腫瘍マーカーの数値が、もう少しは改善されるかという期待が、うっすらあったけど、そうは問屋がおろさず、基準値0~4のところを1前後で推移している状態。

このあいだMRI検査で病巣は収縮し凍結状態になっていることを確認しているので、「こんなところですね」「もとは150もあったのだから」と主治医と話しあい、それよりとおれは気になっていることを相談した。

この1か月のあいだに、薬の副作用と思われる症状があったからだ。それがうっとうしい。

主治医がいうには、その症状だと、思い当たるのは腹部に注射する癌対処の薬の副作用を抑制するために注射後3日間だけ1日1錠のむ薬の成分の可能性が考えられる。3日だけだけど、毎回続けてきたから、なんらかの影響が出たのかもしれない。その薬をやめてみてもよいが、腫れや痛みは成り行きになる。

「どうします?」といわれたので、腫れも痛みも嫌だが我慢できないことはない、「やめてみましょう」とこたえ、そうすることになった。

診察後は、いつものように中央処置室で、腹部と腕に注射。錠剤は、癌対処と患部機能のためのもの毎朝一錠ずつ。

今回の腹部の注射は、ちょうどパンツのゴムの位置だし、薬もやめたし、腫れたところが当たって痛みがキツイ。歩くと痛みが腹に響くので、おそるおそる動いている。痛いだけで、それでどうとかなるわけじゃないが、痛いのは嫌なものだ。

注射をする看護師が「もう注射になれたでしょうけど、一か月に一回でも痛い思いをするのは嫌ですよね」といったのだが、その通りだ。

次回の予約は、12月8日。これが今年最後の診療になるはず。

最初(4月21日)に、CTとMRIの画像を見せられたときは、腹部が白い巨大星雲に覆われていて驚き、どうなることかと思ったが、いまでは星雲は消滅し凍結された一点の小さな星だけになり、酒も飲めるようになり(でもあまり飲んでないし、そんなに飲みたいとも思わないが)、とりあえず無事に年をこせそうなところまではきたようだ。

まだ、年内、何があるかわからないが。新型コロナの感染も怪しい雲行きだし。

それはそうと。毎回、病院の支払いが8千数百円と薬局の支払いが千円ちょっとで、一万円札一枚が消えていくのが、収入が無くなった身としては、厳しい。いつまで続くのかねえ、おれのイノチとカネ。

2020/10/07
癌治療7回目。半年ぶりに酒を飲む。
http://enmeshi.way-nifty.com/meshi/2020/10/post-aef4d0.html

 

| |

« マリリン・モンローと大衆。 | トップページ | 画家のノート『四月と十月』43号、「理解フノー」連載24回目「生活の質」。 »