アナオソロシヤ
女…こちらをサボリましたね。なにをやっているんですか。
男…なにをやっているって、本の原稿に没頭しているに決まっているでしょう。まもなく完成。ところが、あんまり没頭しすぎちゃって、書きすぎたようだ。昨日、最後の章にかかるので、その前に、何枚ぐらい書いたかなと思って数えたら、ななななななななああああああんと、1000枚も書いていた。400字千枚分だぞ。
女…バカ、としかいいようがない。編集者が、いくらでも書いていいと言ったにしても、そんなに書くなんて。
男…いくらでも書くことがあって、パソコンだと素早くどんどんどんどん書けてしまうんだよな。で、ワードで書いていたのだけど、最初はね、1ページ40字×20行で設定していた、それを読みにくいので、40字×40行に設定を変えた、そのことを忘れて1ページは2枚分というアタマで書いていたのだな。
女…ボケ。このあいだも15枚のところ、30枚書いてしまって半分に削ったといっていたでしょ。
男…ああ、あの原稿も、おなじ間違い。そういや、あの原稿、明日の発行だな。
女…どこに載るの。
男…財団法人塩事業センターというオカタイとこが発行している、ものすごいオカタイ「Webマガジンen」というサイトに載るんだよ。ものすごい「知的」でガクジュツ的なサイトだよ。おれは「食を探る」というコーナーで、『大衆食と「普通にうまい」』というタイトルで書いている。まったくガクジュツ的じゃないけどね。アナオソロシヤ、まわりはみんな研究者や専門家というひとたちばかり。明日になったら、リンクをはっておくから見てくれ。
女…原稿の書きすぎといい、アナオソロシヤ状態。
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