納豆トースト
男…林真理子さんのエッセイに、たしか、彼女が密かにあこがれていた美人が、ある日トーストに納豆をのせて食べているのを見てガッカリして嫌いになる、というような話があったね。
女…ありましたね。なんに書いていたかしら。それが、どうかしましたか。
男…いや、今日の朝めしは、トーストに納豆をのせて食べたものでね、その話を思い出した。トーストに納豆のせて食べるのは、おれの場合、1962年に上京して住んでいた下宿でもよくやったよ。これが、けっこううまいんだよなあ。どうして、林真理子さんはガッカリしたのだろう。
女…納豆をのせたというのが、抵抗あったのでは? ブルーベリーあたりをのせるのなら、ちがっていたのでは。
男…けっ、どんな美人だってクソするのになあ。
女…だからといって、わたくしはクソする女です、という顔していたらイヤでしょ。
男…けっ、あんたは、そんな顔しているよ。だいたい、納豆とクソと関係あるのか。
女…それは、あなたが言い出したことでしょ。わたしは、クソする女だという顔してません。でも、トーストに納豆のせて食べます。うまいですよね~。
男…そら、クソする女じゃねえか。
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