江原恵さんに関するメモ(『【生活のなかの料理】学』もくじ)
本文は、ザ大衆食のサイトに転載し、追記しました。04年9月2日。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/hon/ryouri_ehara2.htm
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貝になるわけではないが、ココログというやつに乗り換えることにした。
アチラのほうが、リンクはったりできるから。という単純な理由。
これからも、よろしく。ここは、しばらく残しておきます。
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「ザ大衆食」のサイトで「発作なメシゴト日記」というのをやっていたのだが、
もしかしたら、こちらのほうがよいかなと思って、今日はテスト。です。
なんか、よくわからん。やってみなくては、わからん。
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国民年金保険料を払った払わないなんてことは、年金制度が残した借金にくらべれば、たいした問題ではない、ツマランことで騒ぐな。と思っていたのだが、しかし、よくよく考えてみれば、これって国民の最低の義務アタリマエ「自己責任」なんだよな。
その最低の「自己責任」も果たしてない連中が、国民にさらなる負担を強いる年金制度の「改革」を推進しているのだし、人質被害者の「自己責任」を声高に叫んでいる。ようするに政府の傲慢、弱いものいじめにすぎないということではないか。
それに対して、怒るどころか、その政府と呼応するようなマスコミや陰湿な連中がいて、肩で風切っている。こういうことを書くと、「反日分子」「非国民」「左翼」とかレッテルをはられ、バッシングにあいそうだ。
堕ちるところまで堕ちた。堕落は嫌いではないが、権力をかさにきた堕落ほどみっともないものはない。こんな国の国民であることすら嫌気がさす。愛国心どころではない。
あっ、もう、こういうこと、書きませんから、どうかイジメないでください。貝になります。ってか。
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トマトもキューリもホウレンソウもコマツナもダイコンも、それからエート、いろいろみんな味が変わったが、そのなかで比較的かわっていないように思うのが、新キャベツと新ジャガのような気がする。新タマネギ、新ニンジンも出回っていて悪くはないが、やはりイマイチだね。イマイチというのは、味が単調なのだなあ。淡麗薄口というのか。水で薄めすぎた酒のような。
人間もコイイのは敬遠されて、へらへら薄っぺらなこといっている人間が、偉そうにしているわ。
いままさに、新キャベツと新ジャガの季節で、いやあうまいですねえ。どうやって食べてもうまい。ああ、うまい、うまい。気がついたら、先週の水曜日ごろから、毎日食べている。
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最近は、飲んだ話を書いてない。もちろん飲んでいないわけではないが、そのような「私生活」を書いていると、日ごろのウソがばれるから、用心のために書かないようにしている。
ま、たまには書くか。
先週の金曜日には、中野で飲んだ。ヤドヤの新事務所ができたのだ。カナダ人男とアメリカ人男とドイツ国籍カナダの会社在勤女、それに海外生活が長いヤドヤスタッフ日本人3人+おれ。加賀屋へ行ったが満員、赤ひょうたんも満員、それなら、あそこならゼッタイ空いているにちがいないと、行ったところが、やっぱり空いていた。そこに居座り、酔う。カナダ人男とアメリカ人男は長期滞在だが、ドイツ人女は数日の旅行、日本2度目。デパートの開店時に店員が並んでお辞儀して客を迎える風景と、小さなケーキが、面白いといっていた。わざわざデパート開店時に見に行って、よろこんでいる。めちゃくちゃ不思議な景色らしい。フーム。
昨日。
「とつぜんだけど、夕方から一杯やりませんか」
「ああ、残念ながら、今夜はヒマ、お付き合いします」
なーんてことで、5時半に田端駅改札口。
田端新町の明治通り、昭和ジャンクのたたずまいの、小さな工場というか職人の仕事場みたいなのが建ちならんでいる。
一軒目は「神谷酒場」。渋いねえ、男の酒場だねえ。もちろん、客は男のみ。
まずはビール一本。そのあと「名物」のデンキブランハイボール飲んだけど、どうもピンとこない。チューハイにかえて、どんどん飲む。ニコゴリもソラマメもうまい。ニラ玉を頼んだら、イメージとちがって、ニラ炒めの上に一目目玉焼きがのったのが出てきた。しかし、安かった。
デハ、もう一軒と。名前、忘れた。フラリ初めて入ったヤキトリ屋、ヤキトンではなくヤキトリ。ここがまた、うまくて安い。ヤキトリ食べまくり、チューハイ飲みまくり。
どちらも、客は、「労働者」ばかり。久しぶりに労働者のニオイにひたる酒。「労働者バンザーイ」
ああ、酔った、酔った、で、田端駅まで歩く。いいねえ、あれぐらい安いと、電車賃だしても、また行きたい。
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「会社がつぶれると思った」。浅田農産社長は通報を怠った理由に触れ、こう語った。「食」の安全を揺るがせた事件の背後に、何があるのか。激しい業者間競争、安く抑えられた卵価…知られざる実態を追った。(鳥インフルエンザ取材班) (京都新聞)
という報道。やっと「ウソツキ」騒動が静まり、マットウに考えられるようになるか。
この浅田農産のジケンと、前の雪印食品や今回のハンナンの浅田は、同じ「ウソツキ」ジケンではない。浅田農産は、鳥インフレエンザの被害を受けた被害者にもかかわらず被害を隠した、「会社がつぶれると思った」からである。原因は鳥インフレエンザから始まっている。
雪印食品やハンナンは、偽装した自分たちが原因をつくっている。「会社がつぶれると思ったから」ではなく、どさくさにまぎれて、より儲けるためである。
ところがマスコミは、同じように「ウソツキ」と騒いだ。ま、ハンナンの場合は、騒ぎもしないのだが。浅田農産のジケンは、浅田農産を「ウソツキ」にして逮捕し起訴して済む問題ではないのだ。
いま、この激しい業者間競争は、売価や原価を安く抑える激しい競争になっていて、それは、タマゴや豆腐、納豆といった、もっとも安い価格帯の必需品が舞台にして行われている。豆腐のコスト削減競争なんかスゴイ激しく、一年前と見た目は同じようでも、ずいぶん変わっている。豆腐が変質しているといってもいい。これでも豆腐かというものもある。
その背後には、これらの商品の分野では、浅田農産のような、地場の中小零細企業が頑張っていたのだが、その市場を奪おうという大手の動きが関係している。浅田農産のジケンで、けっきょく大手は、市場を伸ばした。よりマスプロのほうへ、集約されている。「スローフード」「地産地消」と逆の動きがある。「ウソツキ」騒動は、その動きを加速させた。
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アジフライが食べたい、アジフライが食べたいよ~
東長崎の「せきざわ食堂」のアジフライ、食べたいよ~
http://2.pro.tok2.com/~higashi-nagasaki/g/G18-3.html
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世間は、あいかわらず、「イラク人質問題」がくすぶっている。政府もマスコミも、ミスリードだったね。大人気ないというか。カンジンな被害者の人質が悪者あつかいで出て来れないから、いつまでたっても「真相」がわからない。被害者宅の住所が掲示板に載って、掲示板あたりで騒ぐぐらいしか能のないアホどもが、中傷の手紙を送りつけたり。これじゃあ真相解明とは、ほど遠い。それとも政府・マスコミは真相がわかってはマズイことでもあるのだろうか。いずれにしても、とんだ傷を残すことになった。アホな指導者だと、こういうことになっちゃうんだよなあ。
しかし、どうも考えてみると、おかしいのは、またアノ鳥インフレエンザの鶏舎、浅田農産?のことなんだが、あれはけっきょく、発覚するまで出荷しつづけていたわけだから、そのタマゴを食べたり、それから鶏糞は飼料になったりしたわけだよね。だけど、誰も何も問題なかったということなのかなあ。もしそうだとすると、あれぐらいで逮捕されたりして、経営も大変になった、浅田農産は大変な被害だよなあ。あれも、マスコミと政府のミスリードじゃないだろうか。マスコミと政府は、なにをやっても平気だから、ホント楽な商売だよ。
それにしても、それで、たしか、浅田農産は、そのあと鶏舎の鶏を入れ替えるために、タダでタマゴや鶏肉を配ったら、まあ、みんなもらっていったというのだからねえ。だいたいだよ、加熱すれば大丈夫ということだったのに、なにが問題だったんだ。マスコミもマスコミだけど、すぐ大騒ぎする消費者も、おかしいよなあ、なんというか、世の中すべて「過剰」じゃないの。憶測や予断じゃなく、わかっていることから、判断しないとねえ。
しかし、BSEは、肉は心配ないといわれていたのに、アメリカの最近の発症例からすると、肉もアヤシイということがあるのも困ったものだ。戦争にカネかけるより、もっとシッカリしたものをつくるほうへ、カネを使いなさい。といっても、テイコクシュギ者には無理か。ま、おれは、もともと牛肉より豚肉が好きだから、牛肉なんか食べなくても、平気だけどね。
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おれは、イラク人質問題より、ハンナンのほうが気になる。
共同通信によると。
国産牛肉買い取り事業をめぐる大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)の牛肉偽装事件で、国側が府肉連などから買い取った牛肉を抽出検査した際、事前通知した上、府肉連副会長の元ハンナン会長浅田満容疑者(65)=詐欺容疑で逮捕=が役員を務める牛肉保管先の倉庫会社にサンプル選びを任せていたことが22日、分かった。当時の検査の在り方があらためて問われそうだ。
ちょっぴりだが「当時の検査の在り方があらためて問われそうだ」とのこと。検査のイイカゲンなことは、アノ生協だってあるのだ。
でも、なにせ、マスコミは鳥インフレエンザのように騒がないし、ハンナンと政治家や官僚とは深いカネの関係があるようだし、またもや食品の安全なんか二の次で、ウヤムヤになるのだろうねえ。
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気がついたら、竹屋食堂の客になったのは、1994年の春だったから、ちょうど10年である。ので、ちょっと感傷をこめて「竹屋食堂への伝言」を掲載した。
思い出はイロイロあるが、あのころ、都内ではホームレスがどんどん増えていて、「社会問題」になろうとしていた。ビートたけしなんていう野郎がテレビで偉そうに、「あいつら、働く気がないのだ、働く気があるなら、タクシーの運転手だったらいつでもなれる、いつも募集しているじゃないか」と、いっていた。たけしは、タクシー運転手をやったことがあるのが自慢の野郎だ。
ホームレスは、「社会的弱者」であるうえに、そのように「働く意志がない人間」と誹謗・中傷され、バッシングを受けていた。そのころから、マスコミは「強きを助け、弱きをくじく」バッシングに熱心だったのだ。それは、おそらく、増加するホームレスを「社会問題化」したくなかった政権や失業を排出していた財界の腹と同じだったであろう。
ちょうど竹屋食堂にいたときテレビで、そのビートたけしと同じようなことをいっていた。そこに、いまはリストラでなくなってしまったが、当時竹屋食堂のそばにあった、タクシー営業所の運転手たちが食事をしていた。
その一人が「おれたちは、ホームレスになる前の雲助さ」といった。別の、10年以上タクシー運転手をやっている人が「一生しがない雲助です」と相づちをうった。
マスコミや、そこで偉そうにしているタレントたちの独善的な言論そしてバッシングは、職業の優劣観がつくる構造の頂点に近いところで成り立っていた。
そして、じつは、日本の「マスコミ」は、タクシー運転手ほどにも自立してないのである。巨額広告主である大企業にソッポをむかれたらオシマイという商売なのである。自民党にしても、あれほど企業献金が政治腐敗のもとであるといわれながら、そしてその腐敗を断ち切るために設けられたハズの政党補助金を受けながら、まだ企業献金ナシではやれないでいる。
職業優劣観の構造の頂点に近い部分が、もっとも自立していない。その構造は、日本でマットウな言論が行われない、1つの原因になっていると思うのだが。
だから、人間は一生ホームレスでもいいのだよ、職業を拒否する価値観も、働かないという美学も、怠けるという美学も、堕落の美学も、人間だもの、あってもいいのさ。という話に、なかなかならないのである。
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Web検索していたら
瓶底眼鏡的近眼通 La Miopeco
http://earth.endless.ne.jp/users/megane/binzoko/
西川口近視眼日記 taglibro
の、3月9日に
酒は西口の酒屋で買ったNastro Azzurroというイタリアのビール。飲み心地よい。シメは「ザ・大衆食」というサイトで紹介されていた「ゲロめし」にチャレンジ。見かけによらず味は良かったが、ごはん1合に豆腐をまるまる1丁分ぶっかけたので、満腹になってしまった。ビールと一緒に買った「酔鯨」は、またの機会にお預け。
とあって、思わず笑ってしまった。
記事を書くときは、レシピは大雑把で、人数分などは気にしないで書いている。たしかに、これは一人前には多すぎるかも、とくにビールなど飲んだりしたらね。二人前といったところだろうか。
これから、ますますゲロめしがよい季節だ、まだのひとは是非やってみてください。当サイト、トップ「ヤッぶっかけめし」>「不屈のぶっかけめし」に紹介しています。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/geromesi.htm
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同じ浅田でも、偽装牛肉事件を主導したとして詐欺容疑で逮捕された大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)副会長の浅田満、「ハンナングループ」については、あまり騒がないのは、どういうわけだ。こっちは、同情の余地なしだぞ。
これは、かなりの「大物」だが、ケッ、こういう「大物」には、マスコミもマスコミの報道を鵜呑みに掲示板あたりで、弱いものにむかっては「死ね」だの「自己責任」だのと騒ぐ連中もダンマリか。
しかし、よく逮捕したなあ~。しかし、これで、逆に、テキトウなところで手打ちにして、食品業界と政治家官僚との癒着問題は解明されないだろう。「テロに屈しない」とかいう連中も、大物の「黒幕」には、簡単に屈しるわけだ。「テロに屈しない」が笑わせらア。アメリカの言いなり、強いやつのいいなりという体質にすぎないじゃないか。これじゃあ、弱い立場の庶民の食の安全の確保なんか、ほど遠いよ。それとも何か、それも「自己責任」だとでもいうのか。バカヤロウ、それでは、安全な食品を正しく表示して供給する側、それを管理する側の責任は、どうなるんだ。もっと社会的責任、公的責任をハッキリさせろい。
それになあ、「グルメ」とかいって騒いでいるやつらも、ちったあ、こういうことでマジに騒いだらどうだ。食品業界の腐った状態を放置して、グルメだのホンモノだのと、笑わせらア。あああああ、スローフードだってさあ、農業団体漁業団体の腐敗と政官なれあい癒着をほっておいて、ありえないって。いまの政府自民党公明党は、自由貿易協定推進で、さらに食糧自給率は悪化するんじゃないか。
だけど、そっちには目をつぶって、国民を堕落者よばわりなんだよなあ。なんか、間違っているよ。
あっ、でも、おれは堕落者です。
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やっと、居酒屋食堂考「いづみや」の最終回を掲載した。ので、今日の日記はカンタン。
こうやってみると、いづみやのような大きなおおらかな雑多な猥雑な空間が少なくなった。セコイ陰湿な日本人が増えているのは、そのせいか。なにしろ、最近は、こういう大衆食堂に一人で入れないオトコがふえているのだ。コギレイな安全なところでヌクヌクとテレビ見ながら「平和ボケ」だ「自己責任」だと叫び、鵜の目鷹の目でひとの弱みをみつけては誹謗中傷して楽しんでいる人間より、コキタナイ危険なところでもかまわない、どんどん出かけていく人間のほうが、マットウな気がしてならない。
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鳥インフレエンザ騒動の浅田農産社長が起訴された。逮捕されたときから、起訴は決まっていたね。前にも書いたが、これは「見せしめ」逮捕。原因も明らかになっていないし、問題も解決してない。ようするに当事者責任にして、政府は責任のがれ。また同じレベルのことが繰り返される。もう最近は、こういうことが続いている。
今回の人質ジケンにしても、すぐ当事者責任にして、よってたかってパッシングしてリンチしてオワリ。そうそう、自民党の連中は、「自己責任」をハッキリさせるために、救出費用も負担させろという声もあるらしいが、バカか。山の遭難で費用請求されることがあるが、それは地元などで救出などをシゴトにしているわけではないヒトやモノが動員されたりするからだ。今回の救出は、それをシゴトにしている、しかも死なれたり勝手にされたりでは立場が困る政府がやったことじゃないか。もとはといえば政府責任だろう。
だいたいね、自分の思想信条のために政党活動している連中が、国から政党補助金もらって代議士になって、「自己責任」を口にするなんて、カタハラ痛いわ。それじゃアノ銀行の自己責任は、どうなった。そうだ、アノもう忘れられているが、イラクでの外交官二人の死の責任は、どうなった。アレも、自己責任なのか。あのとき政府は「今は責任論を語るのではなく、彼らの死を無駄にしないためにもイラクの人道支援を進めるべきだ」と、ごまかした。
BSEにしても、まだ発見されていて、もうナゼか、マスコミもいちいち騒がないのだが、当事者問題をこえて、責任問題があることは明らかなのだ。それを自覚していればこそ、鳥インフレエンザでは、政府関係者は記者会見で浅田農産に怒り、批判の矛先をそちらに向けた。マスコミも、いいかげんなものさ。政府のほうを見てしか報道しない。
しかし、あれだよね。浅田農産は鳥インフレエンザと風評の二重の被害者でもあり、確かに報告義務は怠っていたわけだけど、その被害者の側面は、まったく無視されるんだなあ。こんなことで、食の安全は大丈夫か、といいたいわけだけど、もともといまの政府は国民の生命の安全には無関心で、ようするに政府のいう通りになる国民をつくりたいだけなのだ。いうとおりにしなければ、マスコミを動員して、「自己責任」をキーワードにトコトン叩くという、じつに陰険なやり方なのであるね。
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パウエル長官は日本の一部で人質になった人の自己責任を指摘したり、軽率だなどと批判する声が出ていることについて、「危険を知りながら良い目的のためにイラクに入る市民がいることを日本人は誇りに思うべきだ。もし人質になったとしても、『危険をおかしてしまったあなたがたの過ちだ』などと言うべきではない」と述べていました。
という報道である。サスガ、それなりに、ちゃんとした大人がリーダーだね。そもそも、このジケンの発端から、イキナリ「平和ボケ」「自己責任」「自業自得」をふりまわして騒いだのは、日本の一部マスコミだけなのだった。アメリカの指導者は、そんなこと気にしてもいない。
登山禁止の山に登る人がいる。人間いろいろなのだ、禁止してもふせげないことはある。遭難したら、助ける努力をする。そういうものなのだ。それが「平和ボケ」「自己責任」「自業自得」だという話になったのは、遭難を「人命的」なことがらから「政治的」なことがらに矮小化し、さらに政治的に反対の立場のものには感情的になるという、じつに幼稚な頭なのだった。それは「自衛隊の即時撤退」を打ち出した方にもいえる。
もともと遭難した人たちは、家族も含めて、イラク人の友であり、自衛隊派遣にも反対の立場の人たちだ、そのことを理解してもらう以外に手がなかったわけだし、それが理解されたから解放になったわけで、それはイタリアのケースと比べてみても明らかだ。殺害されたイタリア人は、「傭兵」で軍人ではないが軍民ではないか。
背景には、指導者あるいは公的機関の「公的責任」「社会的責任」能力の低下→法的統治能力の低下→「自己責任論」での責任回避→「感情論、自業自得論」台頭→国民同士のリンチ、パッシングの拡大→ああ、世の中、殺伐、という時代がある。
3人のジケンは解決したが、幼稚な頭は残ったままだ。それにしても、昨日書いた小泉武夫さんの「堕落論」も、じつに感情的な、「和」崇拝である。どうして「和」系というのは、こうも幼稚な感情論しか持ち合わせないのだろうかと思うのだった。
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図書館でコワイ本を借りてしまった。アノ、小泉武夫さんの『食の堕落と日本人』(東洋経済新報社)である。
こういうタイトルの本は、読まないことにしている。ナゼナラバ、おれは堕落者を自認しているからだ。しかし、堕落者を自認しているわりには、「この堕落者!」といわれるのがイヤなのである。イヤというより、堕落はイケナイといわれると、なぜだ?と開き直りたくなるのである。
ああ、それなのに、今日は、魔がさした、としかいいようがない。図書館の書棚の前で、手が勝手に、そこへのび、取り出して、パラッとめくってしまったのだ。そしたら、目に入ったのが「カツブシ丼の喜び」という小見出しなのだ。
オヤッ、これって、もしかしてネコまんまのことかなと、ちょっとそこだけ見たら、やはりネコまんまのことなのだ。そうか、小泉さんは、おれとおなじ、ネコまんま鰹節派なのだ!
それだけで借りて来てしまったのである。そして、いま、後悔している。やっぱ、これは、コワイ本だった。堕落はイケナイ、というのである。ああ、こまった、おれは堕落者だぞ。
ああ、ううううう、もうダメダ、ガマンできない。このオヤジのいうことは、なんだ! といっても、おれと同じ1943年生まれではないか。
「鰹節が日本料理の神髄を体現している」だと。「日本のだしを思い浮かべてほしい。鰹節、昆布、椎茸。どれも脂肪が出ないものばかりである」
ああ、もう、イワシ、サバ、アジのだしを、無視している! そうだ、イワシやサバやアジは、「雑節」といわれるわけだが。そして、削りたての鰹節で「カツブシ丼」だなんて、それがネコまんまだなんて……あああああ、うううううううううう。腹減った。
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新潟日報から電話で、ネコまんまに関する取材があった。カツオ特集がらみらしい。
当サイトの「ヤッぶっかけめし」>「ねこまんま騒動」にもあるが、ネコまんまは醤油+鰹節派と味噌汁ぶっかけ派にわかれる。おれはガキの頃から、鰹節+醤油派だ。それを「ネコめし」といって育った。味噌汁ぶっかけは、「イヌめし」である。新潟県は、どちらが多いかわからんが、取材の記者は、おれと同じ認識だった。
鰹節は、ふりかけにも欠かせない。ようするにダシ、旨みである。これをめしにかけて食べれば、めしをうまく食べられる。醤油も味噌も、同じことで、それぞれ旨みをタップリ含んでいて、めしと相性がよい。だから、鰹節と醤油をめしにかけたらうまいに決まっている。コンビニの「おかかおにぎり」は、鰹節+醤油の具じゃないか。味噌と鰹節をねって、めしと食べても、にぎりめしにしてもうまい。
いずれにせよ、鰹節は、アジノモトの役割をしている。と、みることができる。いま、コンビニのおにぎりに、アジノモトつまりアミノ酸つまり化学調味料のたぐいを入れているかどうかわからないが、かつては入れていた。めしがうまくなるのだ。古米やマズイ米も、研いで、最後に、うすいだし汁でもよいし、湯に味噌をといた上澄みを入れて炊くとうまい。ま、つまりは、コンビニのおにぎりは、めしを炊く段階でアジノモトを添加するわけだ。
かつて化学調味料というと石油原料だったので問題になったが、いまは植物原料だからアンゼンということになっている。植物が原料ならアンゼンというのは、それだけでは根拠がない。植物であろうと、特定成分だけ利用すれば問題がおきる可能性はある。それは漢方薬で死人がでる例でも、わかるだろう。蕎麦アレルギーだってある。
それで、話は、なんだっけな? ようするに、鰹節に含まれる旨みの利用と、旨み成分を抽出した化学調味料とどこがちがうかというと、鰹節には旨み成分以外の「雑」なものが混ざっている、化学調味料は原料が植物だといっても旨み成分を「純粋」に抽出した「純」なのだ。
ああ、ようするに、とかく「純」が好まれ「雑」はいけない、「純」は上品、「雑」は下品、ということになっているけど、そりゃ、オカシイということをいいたかったのだな。今日は。
新潟日報のコメントは、来週月曜日の夕刊に載るそうです。
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竹屋食堂の古い常連の一人が亡くなった。享年54。悲しい。
遺体が発見されたのは10日。昨日12日火葬。5日の朝の新聞が新聞受けに入っていたから4日に死んだようだ。3日まで竹屋食堂に一週間いつづけ同様で酒飲んで帰ったあとである。
アル中である、世間でいえば「ロクデナシ」である。しかし、悲しい。ほかの常連、竹屋の主人夫婦も、みな悲しんでいる。
どんな人間でも、死ねば悲しむひとがいる、自分の不注意、軽率で死んでも、それを非難し死んでもアタリマエだなんていうやつは、いない。それが「社会」の常識というものだろう。命があるうちなら、医者はもちろん、誰でも、全力で助けようとするだろう。
外務省の竹内行夫事務次官は12日午後の記者会見で、イラク日本人人質事件に関し「イラク(の邦人)には退避勧告を出している。ぜひ従っていただきたいというのがわれわれの立場。邦人保護に限界があるのは当然だ。自己責任の原則を自覚していただきたい」と述べ人質となった3人の行動に疑問を呈した。
と報道にある。「自己責任」という言葉は最近ハヤリだが、デハ、「社会的責任」「公的責任」はどうなのか。カギを閉め忘れて盗難にあった場合は警察は犯人をつかまえることをしなくていいのか、主婦が天ぷらの最中に電話でバカ話をしていて火事になった家の火は消防署は消さなくてもいいのか。
「テロに屈しない」はいいが「アメリカに屈しる」のは、いいのか。テロには毅然とした態度をとるが、アメリカには毅然とした態度をとらなくていいのか。
どういう事情であれ、全力をあげて助けることが、「社会的責任」「公的責任」ある立場の役目であり、その立場にある人間が、まだ火も消さないうちに「自己責任」をいうのは、オカシイ。一部のマスコミにしても、である。
原因は、あとで論じればよい。まずそれが、当然だろう。まず本人の軽率をナジルことが、「テロに屈しない」政府やマスコミのやることとは、笑わせる。これじゃあ、ますます火は燃え盛るわ。世の中、殺伐としてくるのは当然じゃ。大衆食堂のメシくって、マットウにならんか!
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昨日、トップの「旬なデキゴト」からはった朱雀正道さんの「カレー論」のリンクだが、「はてなダイアリー 遠藤哲夫」より「コンビニ研グルメ班日記」からのほうがよいので、リンクをはりかえた。一日おきに「カレー論」で進行するようだ。
朱雀さんが9日の日記で、「はてな」の仕組みをわかりやすく説明してくれていて、やっとそのハテナの仕組みがわかった。でも、どうして、そんなことが可能なのかわからん。それに、「はてな」は、どうやって儲けるのか、わからん。ま、そのへんは、わからないでもいいのだが。とにかくスゴイものなのだなあ、どんどんつながっていってしまうのだなあ。
って、ことで、昨日は「小鹿野町の昭和といふ食堂」を掲載したので、日記のほうは、これぐらいで。
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やっと、六日町満足泥酔紀行の最終回を掲載した。ので、本日の日記は、これだけ。
トップの「旬なデキゴト」から「はてなダイアリー 遠藤哲夫」へリンクをはった。朱雀正道さんの「カレー論」の展開が面白いことになりそうだ。
カレーライスについては、先入観や蓋然性にとらわれた、知ったかぶりの話はたくさんあるが、カンジンなところは、ほとんどあきらかになってない。そのあたりの一角へ、朱雀さんはくいこむ気配である。「カレーライスの発見」になるか? 目が離せない。ま、じっくり、いきましょう。
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日本テレビがヤラセを「社内穏便処分」でカタをつけた。食べ物の番組も関係している。この「発覚」したヤラセは、これが初めてかどうかは、追求されてない。いや、初めてじゃなくて、運悪く発覚したにすぎないのだ。
グルメ番組をヤラセなしでつくるのは、かなり難しいと思う。「ヤラセ」をどう「定義」するかによるが、上手なディレクターなら、ヤラセではなく「自然」に、つまり番組制作側がヤラセたのではなく、取材対象がすすんでやってくれるように仕向ける。取材なれした店や人などはもちろん、でたがりの店や人などは、番組制作側が期待する以上のことをやってのけてくれることも、めずらしくない。
何度か一緒に仕事をしたことがある、フリーのベテラン演出家と飲んだら、もうテレビの仕事はやらない、といっていた。「自然なヤラセ」はアタリマエ、局側つまりプロデューサーの要求がエスカレートして、もう「ノンフィクション」とはいえない状態がフツウだからだ。「プロデューサーの要求は常軌を逸している」かれは言った。普通の人間なら、嫌になるのは当然だよなあ。マヒして慣れるか、やめるかである。俺も彼も、それほど人格高潔ではないし、テレビというのはこんなもんねと割り切ってシゴトをしてきたほうだろうが、それでもそう思うのだ。
昨日の読売の話だが、「国際社会の中で日本が果たすべき責務」を声高にいう。しかし、イラク戦争については、「国際社会」は分裂しているのだ。アメリカ同盟軍に参加しているのは、国連加盟国のわずかであり、人口や面積にしたら、かなり少ない。その事実をごまかすマヤカシをなぜ続けるのか。
ヤラセもマヤカシも慣れると、自分のついたウソをウソと思わず本気になる。滑稽なことだが、かつて大本営が、それで作戦間違いをしたことがある。おなじウソを何べんも繰り返しているうちに、それに慣れた感覚は、それが事実であると錯覚してしまうのだ。ヤラセとマヤカシは正常な判断力を失っているから平気で続けられるのであり、そして正常な判断力を失えば自分がついたウソに気がつかなくなる。ま、企業の常習化した「粉飾決算」も似たような原理だが。そして泥沼にはまる。
もう、いま交渉が進みつつある、「自由貿易交渉」の結果、食糧自給率が本当に危機的になることなど、誰も気にしてない。もうこうなると、ヤラセとマヤカシだけが、その場しのぎのアンシン材料だ。
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いまさら大新聞のマヤカシをあげつらねるのも大人気ないと思うが、読売の社説は、これが大人の書く社説かと思うほど、おかしなものだ。
4月9日付・読売社説 [3邦人人質]「卑劣な脅しに屈してはならない」というタイトルで、このようなことが書いてあった。
「昨年のイラク戦争の直前から、外務省は渡航情報の中で危険度の最も高い「退避勧告」を出していた。三人の行動はテロリストの本質を甘く見た軽率なものではなかったか。」
イラクには、たしか600人ぐらいの日本人がいるはずだ、そのうちのこの3人がテロリストの本質を甘く見た軽率をしたという根拠を大新聞の社説を書く人間は把握しているのだろうか。もっとも、この文章は、卑劣にも、「ではなかったか」と、例によって疑問のカタチをとっている。が、そういう予断をし、この3人の犠牲は仕方ない、という世論をつくろうということなのだろう。軽率をした人間だから、殺されてもよい。よく実態把握もしないうちに、そう読売の社説は、いっているのである。
続いて、こう書いている。
「今回の事態がもたらした状況は、国際社会の中で日本が果たすべき責務としてイラクで繰り広げている復興支援活動を、結果として妨げることになる」
これは大笑いだ。卑劣ということなら、ブッシュのやり口も卑劣だったし、もともとこの戦争は卑劣漢どもの戦争なのだ。いまもって、なんの大義名分もない。そこで「国際社会の中で日本が果たすべき責務」なんていうことじたい、卑劣なマヤカシの論理だ。テロリストの卑劣も読売の卑劣も、人権無視人命軽視ということでは同等だろう。読売は「人質救出」には、まったく関心がないようだ。邪魔なゴミ扱い。
それほどこの戦争における「国際社会の中で日本が果たすべき責務」が大事なら、うしろで、「卑劣な脅しに屈してはならない」といっていないで、つかまった3人の身代わり人質にでも出向いたらどうか。さしあたり、小泉さんと公明党の神崎さんと読売新聞のナベツネさんあたりの3人が、仲良く身代わり人質に出向くのが妥当かと思います。
「毅然」ということを強調しているが、毅然をいうなら、メキシコを見習うべきだろう。
しかし、大新聞は気楽だよなあ、こういう質の悪いことをいっていても、問題にならないのだから。これが食品メーカーだったら大変だぜ。
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山間僻地へ行ってきた。1995年以後、何回目かな。最初、二つあった中学校が一つになった。それでも小学校は二つあった。そして、そのあと、一つになった中学校に小学校も一緒にして一つになった。今年の春からは、小学校も中学校もなくなり、町の中心の小学校と中学校へ、スクールバスで通うようになった。
一番奥地の子供は1時間近くバスに乗ることになるだろう。近い子供でも30分ぐらいか。そういう学校もないところに、これから新しい家庭を持つ人間は、住みたがらないにちがいない。「スクールバス化」は、もちろん、子供のためではないし、地域のためでもない。行政が地域を「撤退」あるいは「捨てる」作戦なのだ。
いま、約200戸ぐらいあると思うが、あと10年しないうちに、学校がなくなったのとおなじようなスピードで、住む人が減っていくだろう。いったい、どういうことになるのだろうか、考えてみたが、想像つかない。うどんとそばと草を食べ、米は「液体」を飲むだけで粒は食べずに、3日すごした。
高齢者だらけの集落で、いまハヤリは、クルマを新しいより「高級」なものに買い換えるのと、墓を、より「豪華」につくりかえることである。やがて、住む人がいなくなるかも知れない土地に、ピカピカのクルマとピカピカの墓が目立った。
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初校は予定どおり進行し、今日、編集担当者の手に渡る。解説を書いていただく方も決まり、装丁のデザイナーさんも決まり。なんと、編集、解説、装丁、すべて「若い妙齢」な美人である。シアワセ。しかし、ここまでは順調だったが、問題は、これからだ。
「はてなダイアリー コンビニ研グルメ班」の朱雀正道さんは、どうやら「ぶっかけめしの悦楽」を読んだらしい。そして、どうやら興奮しているらしい。
http://d.hatena.ne.jp/sujaku/20040404
うふふふ、あの本は興奮劇薬が入っているから、冷静に読むのは難しいはずだ。普通は、共感的に興奮するか、激怒的ゲロ吐き的に興奮するかのどちらかだろう。朱雀さんはなにやら共感するところがあったらしい。「百万の讃辞」を送られてしまった。容易ならざる事態である。まずは素直に、どうもありがとうございます。興奮さめて冷静になってから撤回しないようにお願いしたいね。
なんだか、これからの「はてなダイアリー コンビニ研グルメ班」の「カレー論」は面白そうだ。朱雀さんは「カレー論」とはいってないが、これはもしかすると、全世界的汁かけめし的台風に発達する可能性を秘めていて、目が離せない。
しかし、どうもいつも気になるのだが、日本人のインドカレー原理主義者というのは、毎日毎食インド人のようにインド料理の食事をしているのだろうか。インド風の食事が日々の生活なのだろうか。ほかの、ふつうのめしとか、ラーメンとかうどんとか、すしとかサバの味噌煮定食とか餃子とかマカロニサラダとか、そういう日本原理的めしはくわないのだろうか。
食事と料理、つまり生活は、なんらかの「重い現実」を背負っているし、そして「どんな重い現実があろうとも、人生を楽しんで前向きに生きていく」というところに、食事や料理とくに大衆食は成り立ってきたと思うのだが、生活ではない料理というのは、ほとんどそのことを抜きのオシャベリであることがおおい。そういう味覚は、ホンモノだろうかと思うのだ。
ああ、しかし、疲れた。サイトの更新をする気力がわかない。やっぱトシだ。あんなに書きまくることができる朱雀さんの馬力と脳力がうらやましい。酒でも飲も。
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ま、とにかく、昨日の続きだが、日本の農林畜産漁業は、あの京都の鶏舎の自殺した会長も役員をしていたと思うが、それぞれ生産者の団体に加盟しているのが普通で、その団体は、まったく役人の下請け機関のようなものではないか。
ともすると肥料や飼料や殺虫剤などの銘柄から、それを使用する回数や時期まで、「指導」され管理されてきた。半官半民の「国営」といってよいほどの状態であったのではないか。あの京都の産地に鶏舎が集中しているのもまた、そういう結果であろう。
そういうなかで、「見せしめ」逮捕は、より民間を官僚にしたがわせるテ以外のなにものでもない。そのように、より官僚指導のもとにおかれることが、「食の安全」への道になるのだろうか。
鳥インフレエンザについては、あたかも鶏舎の経営者の責任を追及することが「真相解明」のように問題がすりかえられているが、発生や伝染原因を、環境から育成法にわたって追求することが、本来の真相解明だろう。しかし、BSE問題も、そうだが、いまの「国営的生産体制」では、それをやると、必ず最終的に政府責任の問題にいたる。そういうことなのだ。
政府の政策で、国民のイノチが、いまほど軽い時代はないのだ。ラーメングルメごときに浮かれている場合じゃないよ。小泉もラーメン食べにいったとかで騒いでいるが、あの男は、そういうことで点をかせぐことばかりして、カンジンなとこでは国民を裏切り続けている。
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知らなかったが、京都の鳥インフレエンザ騒動で鶏舎の社長が逮捕された。これは、政府の言葉でも、あきらかに「見せしめ」である。では、死者もけが人も出ている、回転ドア森ビル社長は逮捕されるだろうか。されないだろう。「見せしめ」という脅迫的な手段は、強いものが弱いものに使うテである。
さらに問題は「見せしめ」の背後にあるものだ。「見せしめ」の脅迫は、力のあるものが問題の所在をすりかえ、責任や真実をはぐらかすためにも使われる。
カイワレ騒動のときは、どうであったであろう。あの原因は、いまでも不明だ。BSE騒動も政府は、全頭検査とトレーザビリティの導入で「解決」をはかり、原因を追究することはしてない。ほかにも、医療事故は山ほどあり直接の医師の逮捕はあるが管理者の逮捕はない、山ほどの警官の「不祥事」にいたっては「組織」ぐるみなのに幹部の逮捕者は出てない。いずれも原因の究明すらアイマイである。
おどろいたのは「自衛官天下り昨年度820件、他省庁全体を上回る」である。これについて、防衛庁は「他省庁に比べて職員数が多く、若年定年制のために多くなってしまう」と説明している。いつのまにか、それほどまでに、防衛庁が他の省庁の合計をこえるほど、つまり軍が民間に対して大きな影響を持つようになったのだ。もはや「軍事大国」である。「憲法改正」が勢いをもつのは当然だ。
そういう政府の体質と、生命や人権が軽んじられていることに関係するジケンの続出、ジケンのあと真相原因究明より、スケープゴートをつくり「見せしめ」という脅迫手段で切り抜けようとする手法、これらは「同根」一体のものではないのか。
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「はてなダイアリー」の「遠藤哲夫」が気になって、はてなはてなクリック地獄していると、朱雀正道さんという方のオフィシャルホームページに、たどりついた。
http://www.h5.dion.ne.jp/~sujaku/index2/index2.html
そのトップページの「すみませんそんな日記です」をクリック地獄すると、「はてなダイアリー」の「コンビニ研グルメ班日記」なのである。
http://d.hatena.ne.jp/sujaku/
そこと「遠藤哲夫」のとこが、どうつながっているのか、おれのアタマでは、はてな?でイマイチよくわからんのだけど、どうも最近、ニフティでもココログというわけのわからんものがあるのだが、「はてなダイアリー」というのは、アレとおなじ仕組みのものらしい、というところまではわかった。
ナニワトモアレ、その「コンビニ研グルメ班日記」というのがオモシロイ。うーむ、料理についてこのように「語る」ひとは、たとえば、まだサイトも著書もないが、マコトチャンのようにほかにもいるが、WEB上では初めて、というかんじである。そもそも料理について「オシャベリ」するひとは、たくさんいても、「語る」ひとは少ない。
それはともかく、その「コンビニ研グルメ班日記」の4月1日に予告篇「カレーライスからはじまる広域料理研究/料理の近代史」とあった。うーむ、このタイトル、そそられる、ヤバイ。おれが「ぶっかけめし」のあとにやろうとしていることをやられるような気がする……。もしそうだとすると、うふふふふふ、なんだかおもしろくなりそう。
しかし、コレ4月1日の予告編なんだけど、エイプリルフール、なんてことはないでしょうね。
昨夜は、カツオの柵を買ってきて、テキトウに切って、レタスをひいた上にのせ、タマネギを刻んでさらしたのをドサッとかけ、オオバも刻んでかけ、醤油と酢とすった生姜をまぜた「ドレッシング」をかけて食べた。そして、これは「サラダ」なのか「刺身」なのか?と考えたのだった。
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最近、WEBで「遠藤哲夫」検索すると、トップに「はてなダイアリー 遠藤哲夫」なんだよな。「はてなダイアリー」って、なんなのだろうか、はてな?
なんだか、ここも覘かれているようだ。そりゃま、誰かに見てもらうために公開しているわけだから、見てもらえるというのは、うれしいね。よろしく~。
しかし、アチラのほうが、おれよりはるかにシッカリした考えと文章だ。おれは、いいかげんな男、「不完全主義者」だからね、おてやわらかにたのむよ。みなさんも、おれは天下の不完全主義者だから、そこんとこよろしく。
それから「大衆食堂の研究」は、見たいという方が何人かいらっしゃるので、いまやっているちくまの本の作業が片付いたら、スキャナでテキスト版をつくり、サイトに掲載するか、メールで配信するようにしますんで、ちょっとお待ちください。
しかし、今夜もマカロニサラダを食べてしまった。もう三日続けて食べている。今夜は、セブンイレブンで買ってきたぞ。なかなかうまいじゃないか。で、けっきょく、日本におけるサラダとは、「マヨネーズかドレッシングぶっかけ料理」ということなのだろうか。ああ、また、ぶっかけか。
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