昨日の続き
ま、とにかく、昨日の続きだが、日本の農林畜産漁業は、あの京都の鶏舎の自殺した会長も役員をしていたと思うが、それぞれ生産者の団体に加盟しているのが普通で、その団体は、まったく役人の下請け機関のようなものではないか。
ともすると肥料や飼料や殺虫剤などの銘柄から、それを使用する回数や時期まで、「指導」され管理されてきた。半官半民の「国営」といってよいほどの状態であったのではないか。あの京都の産地に鶏舎が集中しているのもまた、そういう結果であろう。
そういうなかで、「見せしめ」逮捕は、より民間を官僚にしたがわせるテ以外のなにものでもない。そのように、より官僚指導のもとにおかれることが、「食の安全」への道になるのだろうか。
鳥インフレエンザについては、あたかも鶏舎の経営者の責任を追及することが「真相解明」のように問題がすりかえられているが、発生や伝染原因を、環境から育成法にわたって追求することが、本来の真相解明だろう。しかし、BSE問題も、そうだが、いまの「国営的生産体制」では、それをやると、必ず最終的に政府責任の問題にいたる。そういうことなのだ。
政府の政策で、国民のイノチが、いまほど軽い時代はないのだ。ラーメングルメごときに浮かれている場合じゃないよ。小泉もラーメン食べにいったとかで騒いでいるが、あの男は、そういうことで点をかせぐことばかりして、カンジンなとこでは国民を裏切り続けている。
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