コナモンの日
いまやコンニャクもトウフもショウユも「粉」からつくる、と言ってもよさそうな状況になっているが、今日は「コナモンの日」だ。5月の「5」を「コ」に、7日の「7」を「ナ」に語呂合わせ。
「コナモン」は関西表現だから漢字だと「粉物」だね。去年の5月7日が、第1回のコナモンの日で、東京でイベントをやった。主催は、そのちょっと前に発足した「日本コナモン協会」。
日本コナモン協会の会長は、「たこやき」(講談社文庫)の著者・熊谷真菜さん。熊谷さんとおれはタダナラヌ関係? おれは、熊谷さんに指名され、「関東コナモン連筆頭」なのだが、なーんもやってない。
先日、熊谷さんが上京したので、西日暮里の竹屋食堂と新宿の昨日日記に書いた思い出横丁を案内してやった。そのオカシナオカシナ顛末と熊谷さんとおれが出会うキッカケは、いま進行中の発刊はいつになるのか?ちくま文庫「汁かけめし快食学」の解説に熊谷さんが書いているから、オタノシミ。
「粉食」と「粒食」は、「こしあん」と「粒あん」のように、ときには憎悪をまじえんばかりの因縁の対立をはらんだゴチャゴチャな関係で今日まできた。しかし、西宮コナモンお嬢様育ちの熊谷さんと、魚沼コシヒカリ貧民育ちのおれが出会って、粉と粒のように育ち性格品性体格見た目まるで違うようだが、「料理は生活の技術だ~っ」「うまいもの食べながら楽しく生きようぜ」で意気投合したのかな? ここに「粉食」と「粒食」は手をたずさえ、大衆食の大道を歩むことになった。
というほど大げさな話じゃないが。ま、とにかく、今日はコナモンの日であるから、サテ、脱脂粉乳でも飲みますか。というジョーダンはさておき、今日のイベントはないが、9日に京都で、第2回コナモン倶楽部 『 蕎麦がき と 雑草の天婦羅 』というのがあるから、おれは参加できないのだが、興味あるかたは、下記、日本コナモン協会に連絡してみてください。
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