食と料理を奪還せよ!
ああ、昨日、小諸の揚羽屋で、亭主と飲みすぎて、どうやって小諸から帰ってきたのかもわからない泥酔状態で、今日の夜になっても、まだ酔っていた。この顛末は、近々、ザ大衆食のサイトに報告いたしまする。佐久小諸地方の料理に、新たな発見があった、あの亭主についても、新たな発見があった。
そうこうしてサボッテいるあいだに、いくつかメールをもらっているのだが。
7月11日の「『汁かけめし快食學』オッ声」で、
■ホモダチ・まこと(本書の「かけめし屋始末」に登場のマコト)が、blogで7月7日に。
http://dan21.livedoor.biz/archives/4070618.html
(エンテツ>そうか、おれは「上司」だったのか。うへへへへへ、じゃあ、悪い上司に悪い部下というわけだ)
と書いたのだが、その悪い部下のマコトさんからメールがあった。
> 遠藤さま
>
> 「つまみぐい」にトラックバックしようとしたんですけど、
> 文字化けしちゃうんすよ。
> どうも「ココログ」と相性がよくないみたい。
>
> で、悪い部下は、mailにて失礼します。
>
> 以下のように書きました。
>
> エンテツさん、こんにちは。この前はどうもでした。ハンナ・アーレントの言葉を借
> りるなら、僕らは最初から消費者であり、生産者であり、マーケッターです。団塊世
> 代は、それがさも別々に存在すると思っているから、食というものの実態を掴みそこ
> ねるんですよ。団塊世代のちょい上とちょい下の僕らは、最初から食べ手であり、作
> り手であり、売り手であることを、無意識にごちゃまぜにしています。このいい加減
> さは、食の側から見ればぜんぜんいい加減ではない。食とまじめに向き合うこととは、
> そばをうったり、有機野菜にむかうことではありません。食を愉しむことです。この
> 角度から、食を団塊世代(およびその近傍でウロウロする人)から奪還しましょう。
うふふふふ、ちょっとキマジメな団塊世代が怒りそうだが。とりあえず、このまま、のせておこう。
おれは、食と料理を、栄養という近代効率主義の要素に還元した栄養学と、シツケと味覚と素材でしか食と料理を語れない連中から、食と料理を奪還しようという主張を前からしているのだが。そういや、団塊世代はマジにヤバイ、という話をしていたな。あははははは、「団塊世代」ね、ははあ、おもしろいね。
本日、マコトさんの日記にコメントを書いた。
http://dan21.livedoor.biz/archives/4240212.html
ま、そういうわけで、まだ酔っているんでね、といっても、だいたいいつも酔っているのだが。今日は、これまで。
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