« 信用ならない「料理エッセイ」 | トップページ | 気分よく『汁かけめし快食學』 »

2004/10/18

渡辺勝さん、おれの故郷でコシヒカリ

このブログにときどき登場の渡辺勝さんの日記をみたら、おれの故郷で、斉藤哲夫さんとライブをしている。うれしいねえ、行きたかったねえ。
http://ragrock.blog.ocn.ne.jp/refuge/2004/10/pages04101417.html

ナント、70年初頭からの付き合いの知人がいるとは。しっかりコシヒカリを食べてきている。うーむ、いまごろは、コシヒカリ、最高だよなあ。

おれも、今月、中学の同期生たちが軽く山に登る計画を立ているので、なんとか都合つけて参加しコシヒカリを食べてこよう。周囲の山の紅葉も見ごろになるし。それで温泉につかって、もちろん大酒くらって。と。

もうご覧になった方もいると思うが、前に紹介した、ザ大衆食のサイトの「稲刈り寸前 魚沼コシヒカリ風景 in 南魚沼」の風景。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/sinbun04/muikamachi_kosihikari.htm
稲刈りあとでは、この景色は、すっかり変わっているだろう。

最近の稲刈りは、ほとんどコンバインをつかい、機械乾燥がふつうだ。手刈りの天日干しと比べたら味が落ちるといわれ、農家のなかには、自分たちのぶんだけは手刈りの天日干しにするというウワサも聞くが、それは仕方ないだろう。機械化しなかったら、いまの農業人口では稲作は成立しない。経済的に成り立たない。ま、機械化するということは、農業が装置産業化するということで、そこに投資と借金の関係が発生するのだが、資本主義で生きる農業の必然なのさ。

コンバイン収穫、天日干しのコメは、むかしの感覚で「研ぐ」と水を吸いすぎてうまく炊けない。サッと手際よく「洗う」ぐらいがよい。コメの袋にも、その注意書きがしてある。ところがテレビなどで、「いまの若いひとたちは、コメを「研ぐ」といわないで「洗う」という」とか言って、したり顔する連中がいる。困ったものだ。こういう連中が、「日本人は堕落した」などと大層なことを言うんだよな。

■昨日は、東京古書会館で開催中の「地下室の古書展」とトークライブ「実況生中継 ラジオの学校」へ行った。
http://www.navi-bura.com/event/ugbookcafe3/event.html
南陀楼綾繁さんの司会で、河内紀さんが若い頃、1960~1970年前後TBSで制作したラジオ番組の録音を再生しながら語り、後半は鈴木清順さんも参加。鈴木清順さんは河内さんとラジオ番組をつくっていたことがあったのだ。「ツィゴイネルワイゼン」では、河内さんは音楽監督。鈴木さんの監督の「方法」など、めったに聞けない話が面白かったし。河内さんの話を聞くのは2回目だが、鈴木さんの生姿と生話は、もちろん初めて。いやあ、写真で見た感じのまま。トボケを入れた話しっぷりが面白い。温厚で、したたか、というか。なかなか楽しいよいひと時だったね。
詳しくは「ナンダロウアヤシゲの日記」に。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20041017

| |

« 信用ならない「料理エッセイ」 | トップページ | 気分よく『汁かけめし快食學』 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 渡辺勝さん、おれの故郷でコシヒカリ:

« 信用ならない「料理エッセイ」 | トップページ | 気分よく『汁かけめし快食學』 »