西日本出版社の新刊はおもしろそう
コツコツ本を作っては売っている、西日本出版社の内山正之さんから、新刊案内のメールがあった。ナンダカおもしろそう。
一年半がかりで作っていた、「あわわのあはは 徳島タウン誌風雲録」がついに完成しました。 内容は、著者住友達也さんが、徳島でタウン誌「あわわ」を自分のアパートで創刊し、総部数5万部の月刊3誌を発行するようになるまでの痛快な話と、江戸時代に作られた吉野川第十堰が取り壊され可動堰(ダムみたいなもん)になるらしいと知った、住友さんたちの、住民運動の話。雑誌社の話も面白いけど、特に第十堰の話は圧巻。メンバーは、タウン誌社長の住友さん他、デザイナー・コピーライター・行政書士など、住民運動とは無縁の人達。ともかく「市民の話を聞いてよ!」と住民投票をやろうと企画するけど、行政が次々と出してくるハードル。とりあえずクリアすると、今度は徳島県と徳島新聞がタッグを組んで、がんがん圧力をかけてくる。これも、とにもかくにも乗り越えて、最後は知事まで作って取り壊しを阻止。
とにかく、面白いもんができました。1575円、全国の書店さんと、ネット書店さんで発売中です。
みなさん、よろしく~よろしく~
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コメント
ボン大塚さん、ひさしぶりです。コメントありがとうございます。私もボンさんのブログをときどき見てますよ。
東祖谷山村の出身とは。あのあたり、おおよそのフンイキはわかります。私は以前、もう20年ぐらい前ですが、月に一週間ぐらいは高知や香川あたりで仕事してました。一年間ぐらい続きましたが。そのときクルマで、香川から池田、大歩危小歩危を通って高知というコースを何度か行き来しました。
私も、これからこの本を買って読みます。よろしく~
投稿: エンテツ | 2004/12/15 16:33
以前本家HPの方に、学生時代の小倉のさば屋という
めしやの話で寄せていただいた者です。私の方も
HPからブログに乗り換え、こちらもブログの方を
リンクさせてもらって、日々巡回散歩で愉しませて
いただいております。我が生まれ故郷の本の話で
懐かしく、ついコメントをばになった次第です。
ご存知かどうか、東祖谷山村落合集落という
とんでもない山奥で、徳島市などははるか彼方の
大都会風に思っていたほどです。たぶんエンテツ氏
の故郷に匹敵する位の大雪ではなかったかと、皆
小学生で弟か妹をおぶって、竹スキーで学校まで
山をいくつも越えてきておりました。貧しい時代の
回想みたいになってしまい申し訳ないです。
おすすめの本、ぜひじっくり読んでみたいと
思っております。
投稿: ボン 大塚 | 2004/12/15 12:38