ブラジルの定食
最近のコメント、2月18日の「定食のススメ」のヤマザキさんのコメント、すごく面白い。ぜひご覧くださいよ。
日本人が多いブラジルだからだろうが、「teisyoku」や「yakisoba」が「sushi」みたいに広がったら面白いなあ。アメリカの「和食」もやっている某飲食チェーンの幹部に知り合いがいるのだが、教えてやるか。
そりゃそうと、ヤマザキさんは、「レズビアン&ゲイ映画祭に参加した時、二日酔いに苦しみながら」見つけたというのが、なんとまあ「らしい」じゃないですか。「『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』『百合祭』脚本担当。ピンク&「薔薇族」監督」というのが、ヤマザキさんの最近の自己紹介。
http://www.7th-sense.gr.jp/
その定食の白身魚フライで思い出したのだが。あっちの南氷洋海域では、メルルーサという白身魚が大量に獲れたはずだけど、いまはどうなのだろうか。ま、日本でいう「タラ」の系統で、かつては給食に大量に供給された、安い魚。これが、フライにするとうまくて、マクドナルドが日本に進出したてのころの1970年なかごろ、フィレオフィッシュには、コレを使っていた。日本の某水産メーカーが、仕様発注を受けて提供していた。
たしか、メルルーサは、最近はあまり輸入されてないのではないかな。ようするにねナニゴトも商売だから、安く大量に手に入るうまい魚でも、商社などが、安すぎて商売にならないと取引しなくなってしまうのさ。ワレワレは有る資源から食糧を得ているのではなくて、マーケティングコストに見合う資源から食糧を得ている、というわけだ。その点、日本人は、企業に管理されやすい。生鮮品のことだけど、スーパーの店頭を見ても、ホント、なんだかんだいっても日本のスーパーは楽しているほうだと思うよ。消費者がおとなしいから、一定のプライスゾーンにおさまる種類の限られた品種、それでいいのだからさ。
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コメント
>Sao Paulo様
はじめまして。「サンパウロ」からのコメントなのですね。どうもありがとうございます。
私はブラジルもサンパウロも、まったく知らない世界なのですが。
寿司は、けっこう世界的に話題になっているとは理解してましたが、ヤキソバというのが、おもしろい。
しかし、やはり、インターネットってすごいなあ、ねえ
>ヤマザキ様
ヤマザキさんのサンパウロ二日酔い定食のコメントがキッカケで、いまサンパウロにいるひとからコメントがあるのだから。いや~酔いが醒めそう。
投稿: エンテツ | 2005/02/23 22:00
メルルーサ! 確かにわたしが失業してスーパーに通っていた70年代後半(今でも半失業みたいなものですが)に、よくこの魚の切り身を買って、煮付けたものです。言われてみれば、サンパウロで食べた魚フライ定食の魚はメルルーサの系統でした。とても旨かったです。ボリュームもたっぷりだし。なお、サンパウロのヤキソバについては、メインストリートに屋台を出している中国系の働き者の若夫婦が2~3組あって、これも旨かったですね。値段もひどく安いのですが、太い麺を使ったわたしの好みのタイプのヤキソバでした。もっともショッピングセンターのフードコートで食べた、韓国系の人が経営する日本食コーナーの「ラーメン」の味は言語に絶した。何と形容していいのか分からない面妖な味で、確かに麺の形はしているのだが、一体いま自分は何を口に入れて、何をしようとしているのかという根本的な疑問に捕らわれ、思わず咀嚼するのを止めて、口をアングリ開けたまま茫然となる。まあ、そんな感じでしたよ。基本的に現地食は呑み込んでも残さない方針のわたしですが、この「らーめん」だけは進退きわまり、やけくそになって醤油をかけてみたりしましたが、あえなくギブアップ。思うに、一度もラーメンというものを食べたことがない人が、日本の雑誌の写真か何かを見て、多分こんなもんじゃないかと推測で作っているのではないでしょうか。
投稿: ヤマザキ | 2005/02/22 16:16
ブラジルでもサンパウロは特殊ですが、
寿司屋はもうあちこちにあります。
日系人経営でもないのも、今は沢山あります。
寿司はお金持ちの人が多いです。
ヤキソバは、原料が野菜や肉なので大衆向き。
これも今は、あちこちの店で出しています。
サンドウィッチ・チェーンが新メニューとして
ヤキソバを出したり。
投稿: Sao Paulo | 2005/02/22 12:34