BOOKMANの会ってエロかいな
「ナンダロウアヤシゲな日々」が、たまーに更新がはやいと思ったら、BOOKMANの会で、おれがなんだって、漫画屋の塩の字が持ち込んだエロ漫画の原画みてぐふぐふやっている写真のっけてな。ほんと、なんだか下品でスケベな、おれ、かっこイイ! しかしエロ漫画はスケベごころだけじゃ作れない、どの分野にも共通する職業として成り立つための厳しさがあるのだ。となりの全方位的に太いのは古書現世のセドローくん。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20050623
ってことで、なんだかおれの孫、とまではいかないが、濱田研吾さんと一緒に子供ぐらいのトシのくせに、おれがガキのころから活躍していた新国劇のオヤジとか、とにかく売り物にならない古本みたいな俳優や脇役にやたら詳しい、おめえらくだらねえ俳優の話ばかりしてないでオンナをぱくるんだぞ~、結婚なんか何度でもできるからはやくやっちめえよ~、って言いたい、「四季の味」の藤田晋也さんから新刊案内のメッセージだ。
大変ごぶさたしております。(おれにご無沙汰はいいけど、オンナにご無沙汰しちゃいけねえよ)
さて、先の近況欄にも書きましたとおり、杉浦幸雄さんの漫画エッセイ「おいしいネ」の単行本化を手掛けることになり、ようやく完成に至りました。畠中さんにご協力いただき書肆アクセスの店頭に並べてもらっています。
定価が2800円と高くなってしまったので、皆さんに買ってくださいとは申しません。(よくわかっているじゃねえか、そのカネあったら酒のむよ)
ただ、どこかで紹介してやろうとか、置いてくれる店に心当たりがあるとか、販促の応援をしていただければ嬉しく存じます。(いま紹介してらあ)
杉浦幸雄といっても、馴染みは薄いかも知れませんが、漫画集団の創設メンバーで、昭和を代表する漫画家の一人といえるでしょう。(おれ、この人と小島功と区別つかないんだよね、東北沢に住んでいたのどっちだっけ?)
女性の風俗画をもっとも得意とされ、「淑女の見本」という大傑作を遺しています。その足跡は、辿れば辿るほど凄いのですが、感嘆するのは90歳を越えられてからも原稿を描きつづけたこと。文字どおり、生涯現役を貫かれました。今回の本には、亡くなる3週間前に戴いた原稿まで、20年あまりの連載を収録してあります。
いろいろと勝手を申し上げて恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
(よーし、まかせておけ。みんな買ってくれ~)
季刊「四季の味」
http://www.macnet.or.jp/co/hk-ns/ns/magazine/siki.html
この雑誌は、ちょっと「気どるな! 力強くめしをくえ!」とはちがうが、まあいいのさ。
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