食育基本法が施行
自民党と公明党が絶対多数にあぐらをかき、郵政をめぐり審議そっちのけの解散恫喝ごっこをしているが、税金無駄遣いの食育基本法が、自民公明共産の賛成多数で可決、施行された。最初は、反対はない見通しだったが、民主社民は反対したようだ。いろいろ問題点の多い法案で、反対がでるのは当然だろう。
これまでもイロイロ問題点を書いてきたし、朝日新聞社発行の本のPR誌『一冊の本』に書いた「食育ナンダロアヤシゲ」も紹介してきた。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/sinbun05/syokuiku_asahi.htm
検索したら、去年の秋に、農林環境課の森田倫子(もりた のりこ)さんが、「食育の背景と経緯」をまとめているのが見つかった。役人の立場から、まとめたものだが、言葉の歴史に始まって、関係者のご都合主義な勝手な解釈ぶりなどがよくわかる。その最後に、「食育基本法案に対する反響等」の項目があって、おれが「食育ナンダロアヤシゲ」に書いた意見が紹介されている。つまり「食の安全や食糧自給率の問題等の解決策として食育を当てるのは短絡的であり、個別の政策で解決を図るべきことが多くある」ってことだ。
食べ歩き飲み歩きバカ騒ぎばかりやってないで、っておれのことか、こういうのも見て、ちったあマトモに飲み食いを考えたらどうか。だいたいね、いい飲食店を知っているぐらいの自慢や優越感だとしたら、お粗末すぎはしないか。
すでに各省庁で個別にやってきた無駄策の評価もしないで、一本化しただけ。こんな総花的な法律は、関係者が「国民運動」などと称して、税金に群がってうまい汁を吸うだけで、成果なんか上がりっこない。むしろ、一本化されたことで、より国民生活への「愛国的」干渉が強化されるだけだろう。公明と一緒に共産も賛成とは、いやはや、ようするに自分だけは正しい、国民にむかって説教したがりが多すぎるのだ。説教はいいから、自分のクソで肥やしでも作っていたらどうか。やけクソな泥酔朝でした。
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