林芙美子『放浪記』と食風俗
ご存知の方もいると思うが、ザ大衆食エンテツ資料棚で、「大衆食堂」の呼称が生れる時代の林芙美子『放浪記』と食風俗というページをつくっていた。
しかし、HP作成ソフトを使ってのやり方だと、まとまった時間での作業が必要になり、どうしても遅れがちになる。ところが、このテーマは、なんとなく思いつきで始めたのだが、関連資料などを調べたりしているうちに、イロイロおもしろくなってきちゃったのだ。
それで、とにかく、思いついたときにすぐ投稿の作業ができるブログをつかって、作業をすすめてみることにした。
どこのブログを使用するか迷ったが、やはり「金をもっているやつが偉い」とか「人の心はお金で買える」とか言うてるらしいホリエモンのところを使ってやるのが、テーマの性質上よいのではないかと思った。
そういうわけで、とりあえず、これまでの掲載分をこちらに移動する作業を終えた。
http://blog.livedoor.jp/hinmin1/
今後は、こちらでボチボチやっていく。といいながら、今週は、年寄りの入院手術のことなどでアレコレあったり、ま、元来ナマケモノだから、ボチボチね。うーむ、しかし、この時代は、大衆食にとってイロイロおもしろいし、またイイ具合に林芙美子さんがいてくれた。
ところで、最近読んだなにかに、61歳のひとをさして「高齢」とあった。それを読んで来月63歳になるおれは、トウゼン高齢だよな、と思った。高齢が、こんなことをしていていいのか、隠居の年齢だろう。でも、ビンボウに隠居なし。
それにしても、ちかごろ、ホラ「団塊の世代」とやらが隠居の年齢に近くなり、ますます日本は「隠居の時代」というアリサマになっているようだ。だいたいこれまでも、このボリュームゾーンが全体のムードをつくり、関係ない世代まで引きずられる状態で「時代のムード」がつくられてきた。
「隠居の時代」の特徴を「隠居」から考えてみようか。…レトロ趣味、むかしはよかった…のーてんき…説教癖…興奮を感動とまちがえる…細かい、神経質、こうるさい、気が短い…人の悪口を言って楽しむ…昼酒…でかい声でしゃべる…自慢話、とくに若いころの自慢…あああああ、ほかにもあるよなあ、そうだ、スケベとか、このようなセンのビジネスに取り組めば、儲かるでしょう。しかし、若い者まで、その隠居趣味に引きずられるこたあないと思うよ。「打倒、団塊の世代」の根性でやってほしいね。
鶯谷とかのエロ盛り場の街角に、インターネットでエロ遊びの相手やら場所を検索できるコーナーがありますでしょ。「高齢者」がたくさん利用してますな。いや、見本のオネエサンの画像などを見て、息抜きしているだけかも知れないけど。いや、おれは入ってみたことないですけどね。はあ、とにかく、隠居の時代の世相を感じますなあ。
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