酒税撤廃の主張
きのうは成り行きで池袋の中華料理屋「永利」だった。ここはしばらくクセになりそうだ。ここで飲み食いしているとイロイロ食について考えることも多い。きのうは、ますます日本における酒税撤廃の必要を実感したのだった。
その酒税撤廃を真剣に考えている最中の様子は、こちら「駄目ブログ」に写真がある。もう一人、下町の印刷屋の社長で、ナントカというマイナーな格闘技をやっている「東信社・タコ社長日記」のタコ社長が一緒だった。二人とも、おれよりはるか彼方の年下だけど、バカさ加減においては、あまり大差ないようだ。それにしても、ここ永利で食べると、食べるのにクソ真剣になり、腹がイッパイになって、あまり酒が飲めない。それと酒税撤廃が、どういう関係にあるのか。といったって、あるはずないだろう。
いや、ただいま発売中の『酒とつまみ』7号だ。「酒飲み高額納税者番付発表」の記事では、一週間の酒量から納税額を換算し、高額納税者の番付をつくることをしている。そこにおれも参加しているのだが、そのアンケートに答えながらフト思ったのがはじまりだ。
まえに、このブログか、とにかくこのザ大衆食のどこかに、酒については嗜好品なので、このサイトではあまりふれない、というようなことを書いた。しかし、ホントウに嗜好品なのか、嗜好品と思わされて、だから酒税とられるのは仕方ないと、思わされてきたのではないか。いや、そうだ、これは長年の政府の陰謀で、嗜好品と思わされているのだ。嗜好品=贅沢品=課税対象仕方ない。そう思わされてきた。しかし自覚的自立的自主的に考えてみれば、酒は、嗜好品でなんかないぞ。これは生活必需品なのだ、酒税は不当である、ナニゴトか。と、おれは目覚めたのだった。
その目覚めは日に日に高まり、食事のときに酒を飲むたびに、これは必需品であると確信してきた。今朝だって、そのように確信した。きのうの永利だって、客は、みなお茶か酒を飲みながら、食事をしている。ようするに、どれを選ぶかは、それぞれの選択だが、酒は必需品であり、生きていく上で欠かせないものであり、酒税なんて大マチガイのこんこんちきであり、直ちに撤廃すべきだ。ま、全部を撤廃することはない、おれが日々必要な安酒だけでよい。酒税のない生活こそ文化的生活であり、酒税のない国こそ文化的な国なのである。
今日は、そのように主張して、オワリ。
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コメント
その番組、テレビがないので見てないのですが、「酒とつまみ」の編集部はタモリ倶楽部にピッタリでしょうから、おもしろかったでしょうなあ。
あの雑誌のように人生謳歌したいものであります。
投稿: エンテツ | 2005/09/30 13:38
そういえば、タモリ倶楽部の
「酒とつまみ」特集篇面白いものでしたね。
タモリ氏、なぎら氏、井筒監督、それに
編集部のお三方と濃ゆいメンバー揃いで、
もう笑ってしまいました。
投稿: ボン 大塚 | 2005/09/30 11:08