バーチャルとリアルのあいだ
電車で拾った『ダカーポ』05年9月7日をパラパラ見ていたら、坪内祐三さんの「酒日誌」があった。
7月16日(土) 五時少し前、文春のⅠさんと靖国神社の「みたままつり」に向う。参拝したあと、いつものように奉納ぼんぼりをチェック。小林よしのりやさかもと未明に混って橋下徹弁護士のぼんぼりも見える。屋台で枝豆に生ビール。塩田丸男先生の姿も見える。
このへんで、おれは、ナルホドなるほど、と思う。そして次の文を読んで、エッ? と思う。エッ?エッ?
おかわりのレモンハイを飲み終えた所で、
エッ?エッ?レモンハイ飲んでいたの、ま、「みたままつり」だって、タダのまつりだものな。へえ~、ナルホドなるほど。まだまだ続く。
神社をあとにし、神保町に出、とりあえず三省堂の地下のドイツパブに入る。ソーセージとホッペル(オム・マッシュポテト)をつまみに白ワイン。その一リットル瓶があいた所で、店をあとにし、界隈をさまようが、土曜日なので適当な店がやっていない。すずらん通りを歩き、白山通りを渡って少し行くと、目新しい看板のモツ焼き屋を発見する。ものはためしと入ってみると、これが正確。モツ焼きはもちろんポテトサラダもうまい。それにホッピーの焼酎(なか)も私の大好きなキンミヤだ。
ここで、おれは、ちょっと、ものを食べていたらふきだしたに違いない状態になる。りゃりゃりゃりゃ。なんかなあ~、そうなのか、あなたもキンミヤねえ~。いい趣味です。白ワインは、なにを飲んだのだろうか?
おれは坪内祐三さんて、名前はよく聞くけど、『東京人』の編集者だったこと、あと『本の雑誌』で見たなあ、ぐらいのことしか記憶にない。でも、たしか出版界じゃ有名人だよなと思って、欄外を見ると、「文芸評論家」とあった。はあ、きのうの日記に登場の川本三郎さんも「文芸評論家」という肩書だったが、経営評論家みたいなものだろうか?と、想像する。大丈夫か、文芸評論家。
ま、どうでもいいことだけど。
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