燗酒とにこごりモンダイ
いやあ、おもしろい! って、ひとりでおもしろがっていてもしようがないから書こう。
↓きのう「王子の大衆酒場、山田屋」の最後に、にこごりの話をしている。あたたかいめしに、にこごりをのせて混ぜて食べるとうまい話。
そこに、pfaelzerweinさんからコメントとトラックバックをいただいている。
トラックバックの記事「厚切り咬筋と薄切り肝臓」は、なんと燗ビールとにこごりを食べる話なのだ。それも熱いジャガイモとにこごりを一緒に食べる。つまりあたたかいコメのめしとにこごりを一緒にたべるようなものだな。そして燗ビール!
それで、おれは、pfaelzerweinさんのその記事に、このようにコメントを書いた。
燗酒とにこごりは、日本だけの美味かと思っていたので、おどろきました。 寒くなると、煮物や鍋の残りが、ナベの底でにこごり状態になったのを食べるのが楽しみです。暖房完備の台所では、そうはいかないでしょうが。
すると、pfaelzerweinさんの返事のコメントが 「「付け合わせ」と「偽って」の礼儀習慣」というタイトルで、こうなのだ。
私も驚きでした。米の飯と焼きジャガイモがここでは全く対応しています。上のレヴァーの料理も実はそうです。西欧料理では、パエリアやリゾットのなどの一部を覗けば米がメインになることは少ないと思うのですが、ジャガイモが「付け合わせ」と偽って殆んど同じような意味を持っていることが多いです。ヌードルもしばしば其れに近いです。何時も話題のご飯の上におかずを乗せない日本の礼儀習慣も、この「偽って」の礼儀習慣に似ているような気がしました。このとき必ずジャガイモやヌードルはどっさりと別の皿に出てきます。おかわりも出来る!
いやあ、おもしろいなあ。おなじようでちがい、ちがうようでおなじ、ってことたくさんあるよなあ。それに、この「「偽って」の礼儀習慣」てのも、あるよなあ。人間、おなじようなこと考えるということなのか、おなじようなことを考え風土によってあらわれかたがちがう、ということなのだろうか。とにかく、こういう話しは、刺激的でおもしろいね。酔眼が、パッとさめるかんじ。これ、ブログのおかげか。さっ、酒を飲まなくては。
とにかく、pfaelzerweinさんの「厚切り咬筋と薄切り肝臓」をコメントまでごらんあれ。
http://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein/e/3d744b55fedffc6b8322086b786f05de
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