「大衆食堂の研究」が買える
三一書房争議全面和解解決のニュースは、先日聞いていたが、再建に必要な、朝霞倉庫の任意売却について、返事の遅れていた都民銀行からも同意を得られた。前途多難には違いないが、再建への足がかりはできたといえるだろう。(任意売却とは、債権者が、この場合二つの銀行が債権者だったが、三一書房の在庫がある朝霞倉庫を競売にかけ債権の回収を図ろうとするのに対して、三一書房のほうで買い手をみつけて売却する方法。任意売却のほうが、競売より高く売れるのが通常で、その差額を負債の返済にあて、より負債を軽減できる。ただし、債権者である銀行の同意が必要で、2行のうちの都民銀行の同意が遅れていた)
さきほど、kokadaさんの「腰痛日記@岡山津高台」を見たら、アマゾンで「大衆食堂の研究」が買えるようになったらしい。お買い上げありがとうございます。
古本で2千数百円の値段がついていたのが、定価で買える。みなさん、よろしく~。これで「幻の奇書」ではなくなった。
三一書房労組のHP
http://www.31union.net/
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コメント
エンテツ先生、こんにちわ。
私も、たまたまAMAZONを巡回していて「あ、三一書房の本、注文できるな」と注文してみて、一向に本が届かないので忘れていたところに、到着。
あとから検索で、争議解決の件を知りました。
「大衆食堂の研究」入手できてうれしいです。そして、三一書房ファンとしては、出版再開が楽しみです。
投稿: kokada_jnet | 2006/01/30 17:03
「買えるようになったらしい」って...著者なのに知らなかったんすか...
Amazonでちょいと調べたらいくつかの中国古典関係の本の著書にエンテツさんの名前が。
むぅ?
エンテツさんこういう本も内緒で書いてたんすか?それとも同姓同名?
投稿: 吸う | 2006/01/30 15:28