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2006/02/13

ひさしぶりに横浜で

きのうは2時に横浜。北浦和を何時の電車に乗ったらよいかネットで調べたら、所要時間約1時間10分ぐらいが最短で、行き方が3つもある。一つはJR京浜東北線で品川まで行き、京浜急行に乗り換え。一つはJR京浜東北線で東京まで行き、東海道線快速に乗る。もう一つは、JR京浜東北線で赤羽まで行き、新宿渋谷を経由する湘南ライナー快速に乗る。京浜急行だと私鉄で安上がりだが先月浦賀まで乗ったばかりだし、湘南ライナーは、恵比寿から先は乗ったことないから、これにする。しかし、片道890円と知って、安酒飲むのに、往復1800円もつかうなんてばかげているなあ、品川あたりで会うようにすればよかったと後悔。

でも、初めての路線というのはおもしろいもので、恵比寿を過ぎたあたりから、ガキみたいにドアのところにへばりついて外を眺めていた。大崎の駅周辺は、まだ再開発をやっていて、高層ビルが増えていた。それに大崎のJR車庫の引き込み線のところに、1960年代ごろの記憶にある総武線と京浜東北線の電車車両があって、ぎゃあ懐かしいぜ。とくに京浜東北線の赤黒っぽい車両は、なんだか「戦後」を引きずっているようで、んで、京浜東北線というのは差別扱いされて、いつまでも古物を使わされていたのだなあと思う。鉄道マニアなら、あれは何年の何型とわかるのだろうが。

多摩川を渡るときは、中洲に、食べたらうまそうなカモがたくさんいるので驚いた。鶴見あたりの景色は、あまり変わっていない、生麦商店街の看板もそのままだし。横浜は、2年ぶりぐらいだと思うが、あの駅は、いつ行っても工事中だ、たしかもう、東口の高島屋できたころからズーッと工事しているわけだから20年とか? 永遠に工事が終らないのではないかと思う。

2時では、飲める店が限られるので、とりあえず西口地下街のライオンで、生ビールぐびぐびっ。情報産業の動向などをツマミに。相手は、主に汎用型コンピュータ対象の、ようするに時代遅れなはずのコボルなどをつかう情報技術労働者だから。なぜまあ、日本は、いつまでもそうなのか、ようするに中央集権制が強く、しかも中央にはロクな人間がいない、末端の方も分散処理の責任を持たされるのはいやだ、無責任におもしろおかしく過ごしたい。というわけで、じつに不合理不条理なシステムが、いつまでも残存している。ま、日本では、分権分散処理なんてありえない、主体的な自己革新なんかありえない、玉砕ですよ沈没ね、おかげで時代遅れの技術者も仕事がなくならないですよと、やや自嘲気味。やははは、まあ愚痴るな、一緒の泥舟で沈む覚悟をしておくよりしょうがないね。それもまた、よきかな、ならばさらに飲もうと、4時は過ぎたし、地上の飲み屋も、そろそろ開店だろうと、ジョイナス前の西口5番街へ。この横丁、あまり大きくは変わっていない。おやじ御用達の「ひさご」でおでんに燗酒。帰りも湘南ライナー快速。

と、少しは日記風に書いてみた。

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