下北沢再開発に注目
一昨日、イガラシさんと飲んだとき、下北沢の再開発のことが話題になった。イガラシさんの奥さんは、下北沢の出身だし、イガラシさんは都市社会学が専門だ。
たとえば都市社会学と都市工学、どこがちがうのかと聞いたら、都市社会学は都市のソフトについて考えるのだそうだ。
とかく、日本の支配的傾向は、何事につけてもソフトよりハード優先で、ま、であるからソフトなんか研究してもカネにならない。で、ますますハードの研究だけが盛んになり、都市開発というと、いきなりハードのプランになる。ソフトを育てることをしないから、ハードが古く使いにくいとなると、すぐハードを新しくスタイリッシュにつくりかえようという話になる。都市も、クルマと同じ扱いだ。
食についても同様なことがいえて、栄養だの味覚だのは、一見ソフトのようだが、味覚も栄養も生理学の付属品みたいなようなもので、どちらかというとハードに近い。本当は、生活のソフトとしての食が、食文化というものだろうと思うが、そんなこと書いても、カネにならない。生活のソフトなんかどうでもいい、すぐ役立つ情報だ、というわけだ。すごいハードな思考だね。飲食店と「エッセイ」とかいう気どった情報が載っているていどのものや、痩せたり太ったりの栄養情報がよろこばれる。
てな、ことを、いまは書いているヒマがない。予定していた作業に、忘れていた作業が加わり、さらに焼酎の湯割りなど飲みながらシゴトすることを考えると、あまり余裕のない状況に陥ってる。これは気分転換なのだ。
自分で書いている間がないときは、ひとのサイトを紹介しよう。
「下北沢再開発を考えるページ」ってのがある。考えよう。……クリック地獄
イガラシさんの「五十嵐泰正HP」……クリック地獄
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