横須賀風呂会泥酔鎌倉泊熱海よれよれ中野の夜
24日横須賀駅1時待ち合わせ。牧野伊三夫さんから誘いがあって瀬尾幸子さん会長の「風呂会」に参加。横須賀で銭湯に入って酒を飲むだけ。しかし、牧野さんだって瀬尾さんだって、雑誌「酒とつまみ」に登場する、ただの酒飲みじゃない。それが前日は酒を断って備えるとか。
とにかく、ここ浦和から遠い横須賀駅へ。コヤマさんも加わって、4人で、まずは横須賀の路地をウロウロウロ京急線横須賀中央駅周辺へ途中でアレコレ食べながら飲みながら移動ウロウロウロ。そろそろ3時過ぎに銭湯を発見。おおっ、なんと偶然とはいえ、すばらしい佇まい。それじゃ、入りましょ。銭湯代400円。銭湯の名前が「当世館」だ。かなり古い。戦時中からの営業で、もとは寄席だったという話だ。
ああ、いい湯だった。さあさあビールだ、めざすは、2時ごろから行列ができるという、安い焼鳥屋。どれも1本60円。すでにさっき通りがかり立食いで何本か食べてみた、うまい。そこにしようと行くが、すでに一杯で、4人分空く気配なし。では、と、ほかを探すが、なかなかピンとくるところがない。空きっ腹と乾いたノドを抱えウロウロウロ、探す探す探す。と、探せばあるものだ、縄のれんが下るスバラシイ大衆酒場。
途中から駆けつけたスズキさんも、ちゃんと銭湯に入ってから参加。よく歩き風呂に入ったあとに、ガンガン飲んだから、もう途中から、なーも覚えていない。デジカメには、撮影した記憶のない写真が写っている。
とにかく、おれと牧野さんはどこかでタクシーに乗って、鎌倉の牧野宅へ。そしてまた飲む。泊まり。
25日、8時半ごろ目が覚め。一度家に帰ってシゴトを片付けてから、夜の中野のゲストハウス「やどや」の飲みーてぃんぐに備えようと牧野宅を辞す。
北鎌倉駅で、藤沢へ出て小田急線で新宿のコースが安いし空いているかと判断し、大船で東海道線に乗り換え藤沢へ、のツモリだった。ところが、東海道線小田原行に乗ったら、気分が変わり、そうだ小田原へ行こう、シゴトはなんとかなるだろう、小田原へ。小田原駅で、アチコチに電話。イイヅカさんがいないのは残念だったが。しかし、うふふふ、これでヨシッ、そうだ、小田原漁港へ行こうと思い立つ。
小田原漁港は東海道線で小田原の一つ先、早川という駅からすぐだ。アジのたたきなどで昼酒なんていいねえ。そうしようそうしよう。漁港でボンヤリ缶ビール。うまいことに漁港のすぐそばに酒屋があるものだ。ま、そうこう昼飯など食べているうちに、中野に6時半に着けばよいのだから、だいぶ時間がある、どうするか? ここまで来たら、やはり熱海で温泉でしょう、そうしようそうしよう、と、またもや東海道線下りに乗って熱海へ。
熱海駅の観光案内所で、立ち寄り温泉マップをもらう。さてどこにしようかと、リストを見ると、なんだかクサイ一軒あり。その名も「福島屋旅館」、入浴料350円で格安、そのうえ「湯治場風情の残る掛け流し温泉」と説明に。臭うなあ、行ってみようじゃないか。
いやあ、まさに、木造の、古い旅館。風呂場の脱衣所は裸電球が1個ぶらさがっているだけで昼なお薄暗く、脱衣カゴも板の棚も、きのうの銭湯当世館と同じようなつくりだ。磨き丸太の柱二本、床板は継ぎはぎだらけ。風呂は、タイル張りで、もちろんシャワーなんかついていない。つげ義春の貧乏旅行、まさに湯治場の風情だ。
ああ、書くのメンドウだ。まだまだイロイロ、よい大衆食堂を発見したり。そして、小田原から小田急線で新宿に出て、中野に6時半「やどや」の飲みーてぃんぐに参加し帰ってきたのでした。やれやれ。
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コメント
>こんどは湯河原にもよってね。
そうそう湯河原もね。
>あっこさま
あなたにおかれましては、ぷあんの和室での出産がお似合いでしよう。
ぜひ、あそこで生んでおくれ、おれが取り上げるから……と言いたいのだが、29日、いろいろ重なっていて、行けるかどうか、微妙。でも、なんとか行って、腹をなでまわしてやりたい。
投稿: エンテツ | 2006/04/27 10:59
うはぁ、なんと、
温泉と酒と港町と銭湯とメシと……
テレ東『いい旅夢気分』
エンテツバージョン映像化希望だなあ。
あ。29日ぷあんに日中いるかも〜です。
あの和室で出産、ってのもアリかしら。
投稿: あっこ | 2006/04/26 15:24
とうとう福島屋、みっけてしまったのね。
こんどは湯河原にもよってね。
投稿: 塩庄 | 2006/04/26 14:52