太田尻家開店2周年運動会と「酒とつまみ」
きのうは、世田谷区は経堂の太田尻家開店2周年記念運動会が、昨年1周年と同じように砧緑地で開催された。行った。去年と同じように、砧緑地は遠いと思った。遠いのだが、渋谷で田園都市線に乗り換えたら、車内の広告は見たことがある親しみのあるダサイ系だ。あれれれ、と気がついたら、地下鉄半蔵門線経由で田園都市線に乗り入れている東武伊勢崎線の車両だった。車内の広告は、栃木埼玉系ローカルが占めている。用賀だニコタマ(二子玉川)だと高級ぶっているが東武の仲間なのだなあ。がははは。
みなは1時ごろ集まったようだが、おれは「運動」より「酒」だから、ゆっくり出かけ3時過ぎに到着。ただちに飲み始めた。昨年お会いしたひともいたが、さらに初めての人も増えて、大盛況。太田尻家家長は、おれより10歳ぐらい年下、その彼が一番年上で、集まったお客さんたちはみな若い。まあ、みなさんよく運動してました。体力ありますなあ。おれは飲むだけ。缶ビールを何本か飲んだあとは、出羽桜をグイグイ。聞けば、酒は、太田尻家出入りの酒屋に、砧緑地まで配達してもらったのだそうで、タンマリある。
昨年は飲みすぎて泥酔し、電話ボックスで電話しているあいだに眠ってしまった。そこを須田泰成さんに撮影された。当ブログにある……クリック地獄
今回は、そのようなことがないよう、正しく押さえながら飲もうと思っていたが、飲み出せば、外で晴れて気持がよいし、飲める飲める。みなさんと足元が暗くなるまで過ごし、やっとこさ、意識もうろうで帰ってきた。たいした運動をしたわけではないが、それでも晴れて新緑が気持がよく、ときどき奇声を発しながら駆けたりしていたから、なんだか疲れたなあ。
そうそう、やっと最近発売になった「酒とつまみ」8号、南陀楼綾繁さん連載の「古本屋発、居酒屋行き」は、「経堂 古雑誌が似合う街」なのだ。例によっておれはレギュラーゲストで参加、荻原魚雷さんと大阪の「ちょうちょぼっこ」の次田史季さんがゲストで、遠藤書店などを廻り、太田尻家で飲んだ様子が書かれている。太田尻家のお客さんは古本好きが多く、好評だった。太田尻家は、うまいぐあいに遠藤書店本店と同じ「すずらん通り」にあるのだ。
そうそう、須田さんたちが運営する「経堂系ドットコム」には、遠藤書店×経堂系ドットコム コラボレーション企画「KYODO BOOK CAFE」というページがあって、「遠藤書店の100円均一コーナーで見つけた本」を酒場に持ち寄って自慢しあうようなことをやっている。地域交流法としても、なかなかオモシロイ試みだね。こちら……クリック地獄。高田馬場「古書現世」で100円均一を500円分買って、「とんちゃん」で自慢しあうなんてこともできるかな。ま、おれは古本買うぐらいなら酒代にするけど。
そしてこの「酒とつまみ」8号の表3には、須田さんの「くだらない笑いに社運を賭ける!」会社「大日本生ゲノム」が半分の広告を出しているのだ。須田さんには、広告主として、「酒とつまみ」編集部に対し、もっとちゃんと季刊発行するよう泥酔圧力をかけるようお願いした。あんなに遅れて発行しているのに、太田尻家では20冊のうち12冊は売れてしまったそうだ。しゃくな雑誌だ。
須田さんの奥さんが「女王道」を追究する新宿ゴールデン街の「マチュカバー」もおもしろくなってきたそうだ。
みなさん、いろいろ元気に活躍している様子を見たり聞いたりしながら飲む酒は、なおうまく、どんどん飲めた。はあ、しかし、もう昼なのに、まだ頭が痺れている。でれでれでれどろどろどろ。何を書いているか、よくわからん。
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