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2006/08/11

不幸なイメージや閉塞感に満ちた食からの脱出

まったくもって、こんなに食べ物があるのに、こんなに不幸なイメージや閉塞感に満ちた食の時代は、ちょいとめずらしいのではないかと思う。まるで、誰かに操られるように、自分たちの食べ物を呪い、自分の生きている時代を呪い、そして何かにすがり「癒し」とかを求めるのだ。ああ、なんてこった。と、思っちゃうね。

一つ、日本のメイン文化は、よほど欲が深い。一つ、日本のメイン文化は、かなり観念的で独善的で説教臭い。一つ、日本のメイン文化は、本質的に疑い深く陰気である。と、思っちゃうね。

兼好法師も鴨長明もクタバレ!
ワビサビをまちがうな、あれは快楽主義ぞ。
粗食?そんなものは封建支配者が庶民を最低の生活で絞り上げるために考え出したことだ。
自然食?そんなものは上層の富裕な連中が自然を独占的に支配下におくために考え出したことだ。

もっと大らかに陽気に明るくやれないのか。バカ話して笑っているていどの、その場かぎりの陽気や明るさじゃなくてさ。

もっとガツンといけないのかね、えっ。なんか辛気くさいんだよなあ。仔細なことにウンチクをかたむけて、うふふふ、キミとボクはおなじテイストのようだね、ほかの連中の栄養素コレステロール脂肪率は、このへんがコキタナイし汗臭く貧乏臭くロハスでもレトロでもないし、ホラこの微妙なモツの屁の匂いの天下一品の凛とした輝いているところがさ、自分の言葉でわかっていないんだよね、とかやっているかんじの姿は、いったい正常なのか。

と、トシリンの世界が君を待っている3日目「AMIGO!!の国メキシコ編」とコメントを見て、またツクヅクしみじみ思った。……クリック地獄

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