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2006/09/02

遠藤哲夫を礼賛しよう

今朝は、浅草は木馬亭の玉川美穂子さんの「玉川美穂子のおはようライブ ほとばしる浪花節!」へ行こうと思っていた。なにしろ「たまみほ日記」を見たら、「重大発表アリ」とあったからなあ……と思っていたが、朝めしを食べながらウーロンハイを飲み、まだ時間があるので、ゴロリ横になって本を読んでいるうちに寝てしまった。宅急便に起こされて目がさめたら10時半。ああ、もう11時開演に間に合わない。しょうがねえなあ。

届いた宅急便は、右文書院の青柳さんからで、南陀楼綾繁さんの日記本『路上派遊書日記』のゲラ。げっ、まだ、この本出ていなかったのか! って、知っているけどね、知らなかったふりして、いまおどろいて見せる。

この本の注書きを頼まれて、たしか、そのときは今年の4月かなんか発行の予定で、いつごろだったか2月かなあ、早いうちに原稿の締め切りで、いつも締め切りを守るバカなおれは、そのようにやったのだったが。ま、ほかの人の原稿でなにやらあったこともあったらしいが。著者の日ごろが、こういうときにあらわれるのだろうなあ、やはり、「酒とつまみ」並に遅れている。

しかし、こういう連中の本が世に出て、おれのような律儀に仕事をして生きているものは、ふりむきもされない。ああ、それが出版業界というものだ、世間というものだ、だらしなく要領よく生きるほうが得だよなあ~、9月8日までに連絡がほしい旨同封の手紙に書いてあるが、いまさら無視!無視! うーんと遅らせてやろうと決め、「処理いつでもヨシ」の箱に投げ込む。(そんな箱はないが)と書いておくと、ちったあ本気にして心配するだろうか。そんなことはないよなあの連中は心臓に剛毛が生えているから、遠藤の注なんかどうでもよいから進行しましょうとなるに決まっているんだよな。なにしろ「9月下旬~10月初旬」発行予定だそうだ。刊行なったら、そのときはヨロシク、本屋で、おれの注だけ立ち読みしてね。

んで、もう、このやろう、じゃあもう一杯とウーロンハイをつくり、パソコンに向って、たまには「遠藤哲夫」を検索してやるかと、やってみた。

すると、ナヌッヌッヌッ、こ、ここここ、こけこっこ~じゃない、これは、あとで後悔して消されないように、そっくり転載してしまおう。うわっ~、おれは「人間国宝」だぞ「人間文化財」だぞ、「私的」でもいい、私的な「縞子」さんて、名前だけからすると女だもんな。

でも、これは2006/07/02登録 で、まだおれのサイトは「つまみ食い状態」で見ているだけのようだから、そのあと丁寧に見て、いまごろは後悔しているかもなあ。

ま、一瞬でもいい、遠藤哲夫を礼賛する気持になったひとは、アルコール度の高い多難かつ仕合せな人生を送れることでありましょう。

みなのもの、恥ずかしがらずに、もっと遠藤哲夫を、このように堂々と礼賛せよ!そして地獄に堕ちよ!天国はいらない。

縞子の空間 / キーワード /
遠藤哲夫 (エンドウテツオ)
大衆食の会代表、通称「エンテツ」、「大衆食堂の詩人」と書いてあります。
まあいいからページを見て下さい。私もまだつまみ食い状態ですがちょっとこの方大変に素晴らしいです。尋常でない。こんな大人に私はなりたい。私的人間国宝もしくは人間文化財。

「縞子の空間」は、こちら……クリック地獄

ああ、今日は、失敗な寝過ごしと不機嫌なゲラのあとに、これで素晴しい気分になった。もうイッパイ飲もう。げははははは。おれのような大人が増えることは、少なくとも塩山芳明や南陀楼綾繁のような大人が増えるよりは、おれはウレシイ。しかし、塩山芳明さんと南陀楼綾繁さんをネタにしているときは、なぜか楽しいなあ。あの2人……ああ、もう昼だ。もうイッパイ。

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