« 書評のメルマガ-食の本つまみぐい 本日発行 | トップページ | なにが「重要なこと」なのか »

2006/10/14

新宿・万盛庵・魚野川連日連夜の泥酔ふわふわ

0610muikamachi111日の夜、タカスさんが馬肉の燻製「さいぼし」をくださるというので新宿で待ち合わせ。ひさしぶりに南口の「串元」、中央口の「キャット」、歌舞伎町の「フロイデ」をはしご。いずれも70年代はじめごろからよく通っていた店で、内装もあのころのまま。翌日は故郷の六日町へ行って飲む予定なので、控え目にしておこうと思いながら、懐かしさも手伝って、どんどん飲んでしまう。泥酔帰宅。

12日朝起きると身体に酒が残っている。中学の同級生のクボシュンこと久保田俊介さんに電話すると、「おい、声に張りがないぞ」「あははは、わかるか。じつは二日酔い。いまからそっちへ行くよ」。ホテル宮又にも電話し予約。大宮から上越新幹線「たにがわ」越後湯沢行きに乗る。六日町駅に着いてクボシュンさんに電話するとクルマで迎えに来てくれて、クボシュンさんの家で夕方までアレコレおしゃべり。

夜6時ごろから、万盛庵に六日町中学の同期生たち10名ばかりが集まり、ガンガン飲む。ナカジマモリオさん、トダトウイチさんとは、40年ぶり、いや50年ぶりぐらいか。万盛庵解散後、モリオにタクシーで拉致され、もう一軒。ドップリ飲んで、ふらふらで宮又にもどり、それでも温泉に入って寝た記憶あり。

翌朝13日、8時におこされ、二日酔いだがめしを二杯食べ、よれよれふわふわの身体をひきずって六日町駅にたどりつくと、バス停に八海山スキー場行きのバスが止まっている。なんとなくもうろうと乗ってしまう。終点でおりると、ロープウエイで4合目まで行けるという。じゃあ行ってみるかと、乗る。おお、なかなかよい景色ではないか、でも、頭も身体も重い。展望台のベンチで寝る。ウトウトして目が覚め、少し腹もすいてきた気分なので、またロープウエイに乗って下る。うまいぐあいに30分ほど待って、六日町行きのバスがある。

六日町駅に着いて、はてどこで何を食べるかと考えていたら、堀の内の覚張(がくはり)さんの店「魚野川」を思いつく。覚張さんとは、数年前に高千代酒造のファンの集いで出会い、毎年そこで会っている。というのも彼はそこで料理をつくり蕎麦を打つ料理人なのだ。今年の春も、その帰りに万盛庵で一緒に泥酔した。中越地震の断層の上に店も実家もあって、どちらも全壊から再建して間もない。おかげで、借金とウツを抱えたと、ご本人は申している。

ヨシッ、とにかくよい機会だ行ってみよう。しかし場所がうろおぼえだ。はて、どこの駅でおりたらよいのか、たしか電車から見えるはずだからと、上越線の下り長岡行きに乗る。北堀の内駅をすぎたあたりで17号線沿いに店が見えた。次の越後川口駅でおりて、タクシーでもどる。

覚さんに大歓迎していただいた。緑川の純米酒4号瓶をサービスしていただき、どうもありがとうございます。覚さんが採ってきたキノコの天ぷら、自慢の釜焼きピザ、珍しい川蟹……とにかく、まだ営業中は飲めないからと水でお相手の覚さんとアレコレ話しながら飲む。詳しくは、また後日に書く、ツモリ。

4時近く、北堀の内駅で上り電車に乗る。酔いでふわふわする頭でぼんやり外を見ていたら、気になることを思いつき、もう一度六日町でおりる。夕暮から、すっかり日が落ちて暗くなった町中をウロウロ、気になっていたことを確認する。駅前の大阪屋で、ラーメンとビール。もう一度、万盛庵にもどって飲むかと思ったが、どうも身体が、もうけっこうであるという。上越線に乗り越後湯沢で新幹線に乗り換え、帰宅。よれよれで、すぐ寝る。

画像クリック地獄は、南魚沼市六日町の八海山スキー場バス停から見た八海山と、万盛庵で食べた熊汁。

とりあえず、いじょ。

| |

« 書評のメルマガ-食の本つまみぐい 本日発行 | トップページ | なにが「重要なこと」なのか »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新宿・万盛庵・魚野川連日連夜の泥酔ふわふわ:

« 書評のメルマガ-食の本つまみぐい 本日発行 | トップページ | なにが「重要なこと」なのか »