赤羽・竹山食堂のち王子・福助とリーベのち東十条・みとめ
きのうのこと。かつてのシゴト仲間ゴロが80年前後に通った食堂へ行こうというので、赤羽で待ち合わせ。「竹山食堂」というところ。詳しくは後日、ザ大衆食のサイトに掲載する。
ゴロと会うのは数年ぶりなので、ゆっくりタップリ飲む予定だったが、ビールを2本あけたあたりで「おれ、用ができた、すまん」と去って行く。むかしから腰の落ち着かないやつだったが、あいかわらずだ。これからイクというところで放りだれたかんじ。
もの足りない気分で、たぶん近所で飲んでいるんじゃないかと思い、吸うさんに電話。まだ赤坂で仕事中だが、8時には終るという。
ならばそれまで、と、王子は柳小路の「福助」へ。とにかく、王子に着いたら、アグリ婆さんがちゃんと生きているかどうかチェックしなくてはならない。のれんは出てなかったが、婆さんが腰がまがってのれんをかけられないだけで、妹の愛ちゃん婆が来る日はのれんが下がっている。婆さんは戸を少し開け、一人ポツンとカウンターにすわってテレビを見ていた。
行くたびにトシを確認するが85歳。行くたびに、好きなビールを飲めるうちは死にはしないと、おなじセリフをはき、ビールをさしつさされつ。男性客が一人入ってきたところで、ちょうど時間となりました。王子駅で吸うさんに電話すると、8時半ごろに着くという。じゃあ、さくら新道のリーベで、とお決まりのコースだ。
マスターとオシャベリしながらハイボールを飲んでいると、80歳婆のママが出て来て、昨今の王子事情を猛烈な勢いでシャベる。またぞろ役人どもが悪事をたくらんでいるようだ。しかし、元気だなあ、ほんとうに80かいと、いつものセリフをはく。吸うさんあらわれて、よそへ行こうとするが、離してくれない。と、ななんと、ミウラさんあらわれる。やあやあ、ひさしぶりです。
ミウラさんは、10年前ぐらいに、おれが「散歩の達人」の取材の下見と申し込みのために、初めてリーベに入ったときにいたご常連だ。それから何度か一緒に飲んで終電で帰った。
ま、それこれアレコレ、話の区切りをつけ、吸うさんと出て、東十条の「みとめ」へ。ホッピーのあと、みとめのおばさんが「長野の篠ノ井の酒だよ、篠ノ井は水がよいからね」とオススメの清酒「信濃光」を燗で飲んで、いい気分に。泥酔一歩手前で帰宅。
吸うさんのブログ10月19日に、写真あり……クリック地獄
前回の福助とリーベ……クリック地獄
その前、「王子、柳小路とさくら新道」……クリック地獄
隣接して飛鳥山公園や都電荒川線もあるし、さくら新道を「昭和飲み横遺跡公園」にでもして残しましょうね。昼も茶店や駄菓子屋のような営業もするようにしたりとかさ。
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