下田へ行って大衆食堂
ま、そういうわけで、この身体にしみついたアクやアカを酒のニオイを、すっかり洗い落としてこようと、伊豆の下田へ行った。
で、しかし洗い落とすどころか、どうしても身体が、下世話なアクやアカのほうへドンドン行ってしまうのだなあ。何も考えずにフラフラしていても、あちゃこちゃの路地に入ってしまい、そして大衆食堂の前でカメラをかまえシャッターを切っているという。別に大衆食堂を求めて行ったわけではないのに……。
それが、また、よいぐあいに大衆食堂と出会うのだ。吉田屋食堂、つるや食堂、三軒目は丸川食堂……。どれも観光客など立ち寄りそうにない、漁業地元民のニオイがするところ。三軒目の丸川食堂に入ってみたら、まさに、漁業関係者らしい人たちが6人ばかり、威勢よくめしをくっていた。「12月の○日には、○○ホテルでデナーだぞ、デナー……」なーんていいながら。
いちおう、温泉にも入り、いちおう、魚もくらい、いちおう、酒もタップリのんで。アクもアカも酒のニオイも落とさずに、ますますアクとアカと酒にまみれようと元気をつけてきたわけであります。
食堂のレポートは、ますますたまる一方だけど、たぶん近々にザ大衆食のサイトに掲載するツモリ。
画像は、吉田屋食堂。クリック地獄で拡大。この先は、幕末に花街があったところ。その名残りの雰囲気を利用し、いま観光名所にしようというのか、「ペリーロード」とかチト米帝国にヘツライ風の名前をつけ、画像の奥にも見えているようなナマコ壁風の街にする動きもあるようだけど、吉田屋食堂はこんなアンバイでした。
とりあえず、今日は、こんなところで。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント