池袋で泥酔と迷宮、そして浦和の寒空
うげえ、いつも頭痛だけの二日酔いが、吐き気がするダメージはひさしぶりだ。ま、とりあえず書いておけば、きのうは池袋の永利に5時集合。気分を出してか夫妻で中国服姿の武井さん主宰の飲み食い会。総勢11名? これだけいれば、いろいろなものが食べられる、まわりの中国人たちの喧騒に負けることもない。しかし、ここで紹興酒をやりすぎたのが、あとあとまで祟ったか、そういや隣席の佐々木さんが紹興酒の二日酔いはヒドイですよといっていたなあ。
まあ、それでもう一軒ということで5人だったか6人だったか。豊田屋へ。ここでもう完全に出来上がったね。もうどろどろよれよれ身体は襤褸切れ状態。帰ろうと席を立ち、女武井さんが送ると。しかし、どっちが送るのか送られるのか。歩き出せばますますまわるネオン街、視界は暗転。なんだか黒い巨大な池袋の駅があった。
そしてだよ、なんだか寒いなあと気がつけば、あれれれ、どこにいるのだ、ここは浦和の県庁通りじゃないか。どうして、ここに?おなじ浦和区内でもウチまではだいぶあるぞ。寒いなか頭痛を抱えて歩いて、気持悪くなるし、あのへんからだと、酔ってなくても40分ぐらいは歩くだろうから、ま、とにかく遭難せずに無事たどりつく。2時半ごろか?そのまま布団にドタッ。
さきほど、財布を見たら、タクシーの領収書六千数百円、飲み屋の計算書二千数百円残し、からっぽ。はあ、やれやれ。さらに飲んで、タクシーか、はたして女武井さんとは、どこで別れたのか。このひとは、いつも風のように姿をくらます。なんだか暗い洞窟のような中に、となりに知らないオンナがいたような気がするが、あれはどこかの飲み屋か、それとも帰って寝てからの夢か。
なんにせよ、なぜこうまでして帰ってきちゃうのか。10月25日に「ワタクシの泥酔帰宅の謎が解けた?」を書いたが。そんな謎がとけてなんになる。
一緒に飲んでいたニシヒラさん、この方は、豊田屋でもうおれができあがってから見えた方で、じつにコキタナイ大衆酒場が似合うカッコイイおにいさんで、うれしくて握手を求めたような……という記憶があるだけなのだが、夜中に心配され、おれのウチに電話をいただいたのだった。すみませんでした。豊田屋を出たのは10時ごろらしい。約3~4時間の迷宮だから、おれとしては珍しくないが、ま、とにかくケガもなくて、よかったよかった。きっと、また、こりずにやるのだろうなあ。なにしろ脳細胞がね、いけないんだよな。ま、しかし、これからは凍死に注意しないとな。
とにかく、このひさしぶりの吐き気が気持わるいよ。
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このことについては、酒毒が抜けてから書きまする。酒毒、いつ抜けるのか。
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コメント
でれすけさん、どーも、ありがとうございます。
ま、トンデモなことを云いながらトンデモな人生で63歳。
ワタクシもこのへんで、アクもアカもすっかり落として、
あくまでも澄んだ青い秋の空に伸びる枯れ枝のようになりたい。
……と、思っているのですが……。
しかし、つもりつもったアクもアカも、なかなか落ちてくれない。
投稿: エンテツ | 2006/11/15 19:37
エンテツさま
該当ブログ、「トンデモ」と評されているのが良いですね。
やっぱりそのぐらいアクがないと・・・。
投稿: でれすけ | 2006/11/14 22:12