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2006/12/08

中野で悩みを聞き明日を語り、ようするに呑んだ

きのう、7日。朝、おきて、6日だと思っていたが7日だということに気づく。一日かんちがいしていた、6日は、「書評のメルマガ」の締切日なのだ。朝めしくって、急いで原稿を書く。本は、すでに読んである。今回は茂木健一郎さんの『食のクオリア』(青土社)だ。いつも書き始めてから悩むことはほとんどないので、ま、もっと悩んで文章に工夫しろとかいわれるかもしれないが、手が動きだすと脳が悩んでくれない、1時間ぐらいで原稿を書き上げ、メールで送る。

悩みといえば、「悩み深し」のメールを「やどや」の愛人まりりんからもらっていて、これはほっておくわけにはいかない、一晩抱いて慰めてあげねばならぬかと、6時半に中野駅で待ち合わせ。

はやめにウチを出て、あちこちまわり、高円寺で腹が減ったので、富士川食堂に入る。前に入ったのが、『散歩の達人』の中野・高円寺特集のときだったから、ハテいつだったかと思い出そうとするが思い出せない。オヤジもオバサンも、ちと疲れたかんじだ。定食の値段が500円前後が勝負どこの高円寺だが、どの定食も30円引きですと貼り紙しているところを見ると、あいかわらず価格競争が激しいようだ。フライ盛り合わせ定食520円を頼む。払うときは490円だった。厳しい商売をしている。

中野駅には、まりりんとトシリンが待っていた。新しい飲み屋を開拓しようと、うろうろしブロードウエイ近くの路地に「駒八」だったかな?ジイサンとバアサンがやっている、ビール大530円のよい店を見つけ入る。ビールのち焼酎ボトルを一本とる。

まりりんの悩みはカネがからむ「やどや」経営上のことだ。うーむ、時間をかければ、なんとかできると思うが。前から懸案だったことを、少し経営状態がよいようだからと、ほっておいたのがいけなかったな。来年は、これを精力的に具体化しよう。てな、あたりで、アレコレ話をしながらグイグイ呑むうち、痛風もちボスのサワハタ登場。ま、とにかく、来年は旅人文化をガツンとやろうということで。事業は、うまくいかなければもちろん、うまくいっても悩みはつきまとう。悩みは一人で抱えず、相談するうち、なんとかなるものだ。ならないばあいもあるが、それなりのことはある。ってことだな。

焼酎一本は、おれがほとんど呑んでいたのだが、全部のみきれなかった。弱くなったなあ。ふらふらふらと酩酊帰宅。

来年は旅人文化にご注目を。
旅人文化……クリック地獄
旅人文化ブログなんでも版……クリック地獄

日本人も利用できるよ。たまにこういうところで生活し、過剰なモノやサービスがアタリマエになっている人生や旅を考え直すのもよいかも。
ゲストハウスやどや……クリック地獄

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コメント

うむうむ、わしの愛撫は極上だからのう。

あまり、がんばりがんばりでやっていると、
折れやすくなるから、
テキトウにゆらゆらしながらね。

投稿: エンテツ | 2006/12/08 22:47

愛しのエンテツさま

昨晩は、私の冷え切った心と体を暖めていただいて、ありがとうございました。

本当にいつもエンテツさんには元気をいただいております。
経営者がこんなにも悩ましいなんて、経営者になってみるまでまったく分かりませんでした。
なかなかきちんと相談できる機会も相手もあまりおりませんので、時々めげしそうになりますが、これからも、心が折れないように、がんばります。
これからもよろしくお願いします!!

投稿: まりりん | 2006/12/08 17:30

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