新宿ション横、泥酔第4回飲み人の会
きのう21日。いやあ、またやりました。よく飲んだ、ほんとに、あんたらよく飲む。としか言いようがない。あの店に4時間もいて、一人5000円近くも払うなんて。生ビール、清酒、焼酎はボトルでとって何本あけたのかな。最後の一本、約半分ぐらい残ったのが、おれのバッグにちゃんと入っていたよ。しぶとく持って帰ったのだな。
第4回飲み人の会は、新宿はション横。そもそも、この会は「よい店よい酒よい料理にこだわることなく、楽しく飲む人間をみがく。なんてね。」ということだから、名店だのなんだのは関係ない。大きな店で大人数で押しかけても、そこの日常は壊れないような、しかし、なんだか酒飲み大衆の風情のあるところを選ぶ。そこんとこが、なかなか難しいのだが。ってことで、ここは200人ぐらいは入れる、その2階の板の間が会場。入れ込み座敷や板の間の、壁に手書きの短冊メニューがひらひらと、雑然かつ猥雑な雰囲気。こういう飲み屋は、かつて浅草にたくさんあったのだが、すくなくなった。
集合は6時。その時間に、全員そろう。もうみんな張り切って来ましたね。おれのほかは、4回全参加のシノ男さん、2回目のテル男さん、オオク男さん、オッタチドウフ女さん、そして初参加のヤマシカ男さん、ヤマモ女さん。最年少25歳、最高齢おれ。50台はいない、30チョイと40チョイ、合計7名。職業業界バラバラ。千葉、川崎、大宮、都内から。
みな上手に楽しく飲みました。せどり趣味?のシノ男さんには、『犬を飼う』(谷口ジロー、小学館)をいただいてしまった。そして、ぐふふふ、おれのメモ帳には、「遠藤哲夫様 あなたを愛しています」というオコトバが書かれてある。これを書いたのは、もちろん女。顔色が悪いから、風邪でもひいているのに無理して来たのかと心配したおれだが、この日の朝6時まで飲んで、そして夕方6時には、ここに来たのだそうだ。いやはや。
とにかく飲んだということ以外、書くことがない。さっそく、参加者の一人から、こんなメールが届いている。……
良いお酒でした。
良いお酒過ぎて電車を乗り過ごしてしまいました。
お話した事はあまり覚えてないのですが(略)
集まった皆さん興味深い方ばかりで、またお会いしたいです。
……これが、きのうのすべてだろう。けっこう、けっこう。
この一週間、ぐずついた寒い日が多かったが、きのうはあたたかく、土曜日の新宿は、「新歓コンパ」なんて書いた紙を持って待ち合わせする姿があったり、上京したての田舎者の初々しさが目立つ若者で混んでいた。ション横、6時ごろは、まだガラガラだったが、8時ごろには、どこも満員状態だった。
おれたちの会場となった店は、店内にトイレがあるのだが、サンダルをつっかけて共同便所へ行った。そしたら、つるかめのバアサンが、便所から出てくるところだった。このバアサン、カウンターの中にいるときは気も張っているのだろう、そんなにバアサンとはおもえないのだが、すっかり腰がまがったバアサンなのでおどろいた。むりもない、もう80ぐらいなのだろうから。元気で続けてほしい。
とにかく、例によって、どのようにみなと別れて帰ってきたのかわからない。
ま、そういうこと。きょうは今日とて川端柳。
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