春だから、さあ高千代の蔵開きだ!
高千代酒造、以前から、このブログやザ大衆食のサイトを見ておられるかたはご存知だろう。おれの故郷の酒蔵、有名で大きな八海山の陰になって目立たない、少量の生産をコツコツやっている。たった5人の蔵人、しかも杜氏をのぞけば、みな若い。いや、杜氏を年寄りあつかいしてすまん。杜氏だって、おれが若いように、じゅうぶん若い。
ここは、おれが中学2年の初登頂以来、愛して愛して愛しての巻機山の麓にあって、その山の伏流水をつかって、酒をつくっている。おれは、高千代友の会の会員なのだ。小さな、がんばっている蔵、応援したい。
4月6日付の「高千代友の会」たよりが届いた。最初の記事は、「今期の仕込みも あと数日で 無事、皆造(かいぞう)」の見出し。
「 今期は暖冬小雪、2月には春一番が吹き、3月はまた冬に逆戻りという具合で天候や気温の変化が例年とは全く違いました。しかし、高千代酒造の本蔵は土蔵づくりのおかげで蔵内の温度が一定に保たれるために、安定した酒造りを続けることができました。
蔵人5人、阿部杜氏、平賀、一之谷、八木、関。一丸となって「巻機の自然感に満ちた旨い酒造り」を追求した今期の酒造りも、あと数日で無事に「皆造(かいぞう)」となることに、感謝です。」
そして来る15日日曜日は蔵開きだ。土蔵の蔵を見て、できたての酒をしゃくでくんで飲む。山菜やかじかの天ぷらを食べたり、新酒のきき酒を楽しんだり。土産もある。
1時半から4時まで。誰でも参加できます。入場料千円。たくさんのひとの参加は、小さな酒蔵、若い蔵人たちの励みにもなるでしょう。よろしく~。
高千代酒造の案内は、こちら…クリック地獄
■無料送迎バスもあるが、利用の仕方によっては酒蔵での滞在時間が短くなるので、東京方面から行かれる方は、上越新幹線越後湯沢駅で乗り換えて六日町まで行くと開始時間の1時半ごろに現地に着けるバスがあるはず。バスの時刻などについては、南魚沼市六日町観光協会に問い合わせてください。TEL: 025-772-7171
■東京から日帰りが可能。高千代でタップリ飲んだあと、六日町の大衆食堂的老舗蕎麦屋[万盛庵]へ行けば、陽が沈まないうちから酒が飲める。そして越後湯沢での新幹線乗り換えに間に合う六日町発最終は夜9時50分ごろ(不確か、利用の際には調べること)なので、じゅうぶん日帰りできる。もっとも1時半から、この時間まで飲み続けたら、おれのばあい泥酔正体不明になるが。
■六日町には、よい温泉宿がある。おれがよく利用するのは、[万盛庵]のすぐ近くで、酔いつぶれても這ってたどりつける[ホテル宮又]か、もう少し離れたやはり歩いて5分ぐらいの[越前屋]。どちらも、六日町の温泉が始まったころからの古い宿。むかしの商人宿か民宿といったかんじで家族経営、こじんまりしている。風呂は小さいけど24時間かけながし。一泊朝食付で[ホテル宮又]は4500円か5000円ぐらい、[越前屋]は6000円ぐらいだったかな。
高千代のことは、たくさんブログに書いているけど、2005/12/14「巻機の水」に、いろいろリンクがある。……クリック地獄
右サイドバーのカテゴリー「故郷・南魚沼・六日町」に泥酔記録たくさんあり。 画像は2005年の蔵開き。
酒を、飲もう! 人生を、酒で苦しみながら? 楽しもう。
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コメント
ダイバーママさん、はじめまして。
高千代の酒、うまかったですね。うまくて飲みすぎました。
高千代のみなさん、若いし、ますます張り切っているようで、
これからも楽しみです。
いい酒をつくってくれるでしょう。
応援しましょう。来年、高千代で会いましょう。
投稿: エンテツ | 2007/04/16 18:20
初めまして。私も昨日は家族と出かけてきました。
昨年、初めて高千代酒造の蔵開きに行って、大ファンになってしまいました。蔵びらき限定のお酒、とってもありがたくいただきました。
地域密着の酒蔵ですが、地元の方々のファンがとても多く来ていて
美味しく楽しく飲んでいる光景を見て、私も嬉しくなりました。
来年も、是非行きたいと思っています。
投稿: ダイバーママ | 2007/04/16 14:19