もっと屋台、もっと屋台的に
はあ、原稿量一万字だから、2,3日で書ける。と思っていたのだが、カバーしなくてはならない食堂の数が、ちがうのだ。どうやっておさめるか。メモをひっくりかえし、画像をみているうちに、食べたくなりヨダレが出てくる。まもなく午前1時。たいして飲んでいないし、たいして酔っていない。意地酒、真夜中の酔いどれ便も、近頃なくなったなあ。やはり落ち着かない日々だったし、元気とはいえ、ややバテたか。
この屋台は、朝の4時まで営業している。泊まっているホテルの近くにあったので、何度か行った。ラーメンもおでんもうまい。ああ、食べたいよう。おでん食べながら飲みたいよう。酒類は近くの酒屋やコンビニで買って持ち込むシステム。いいねえ。ここと比べたら、東京の飲食店なんか、たいがいボッタクリだ。その余剰あるいは過剰は、情報が支配する肥大した観念によって支えられている。屋台と屋台的な現場とは正反対の方向をむいているのが中央である東京なのだ。ともあれ、この屋台は掲載予定なので、詳しくは本誌をオタノシミに。
日焼けでむけた皮が狭いアパート中にちらばる有様は峠をこした。残ったのはアバタの身体。もうこのトシで出来たシミは消えることはないだろう。いいのだいいのだ、酒さえあれば。でも、それでもいいという女がいたらどうするか。いやん、こんな肌見せられない、なーんてことはねえだろうな。でも、このトシとはいえ女を選ぶ、というほどモテもせず。チッ、やはり酔ったか。ひさしぶりに、愛しているよ~、と言ってやろう。
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