ポルトガルで、てれんぱれんとやっていたいと思う
きのうは、ポルトガルへ行くことを真剣に考えた。なにしろ、おれはいま心身ともに疲れている。夏バテ気味のところに、心にも深い傷を負い、いまこそ絵に描いたような傷心だの癒しだのというクソ旅に出るべきではないか。おれだってバカな繊細なのだ、というところを知らしめるべきではないか。
あなたに傷つけられた心を抱えて、わたくしは大西洋を望むポルトガルの海岸へと旅立ちます。もうあなたと会うことはないでしょう。あなたにとっては、それが、うれしいことでしょう。こんちくしょう。わたしはポルトガルの海から吹く冷たい風にあたりながら、タコを食べ、できたらタコ焼き屋でもやりながら、あの地ではてることにしました。……なーんていう手紙を送りつけて。誰に?
かの地は、とてもビンボーだから、タコ焼きは一個いくらにしたらよいかしら、ああ、それより世界的な小麦の値上げでタコ焼きどころではないかしら、そうだ、まずは品質が悪く売り物にならなかった小麦を大量に手に入れなくては、と、こういうときはそういう商売をやっている連中がいますね、アイツとあいつを思い浮かべてみて、そうだアイツに女を抱かせて横流しやってもらおう、うむ、それがいい、と、アレコレ非紳士的な思案をしてみたり。
しかし、日本も、いま大きな流れとしては円安に推移していて、もう二度とかつてのような円高になることはなく、かのポルトガルのように、過去の栄光から悲惨な転落となるわけだけど、まだ頭の切り替えができていない連中が多いから、こういう連中を相手に稼ぐほうがてっとりばやいね、と、いま某社のボスにメールを一本送信したところだ。
いやいや、なぜポルトガルということになったかといえば、まりりんから「来週、行きます」のメールがあったからだ。アメリカとポルトガル、なんの土産がよいかというメールで、おれはそんなときに「酒」なんていう野暮はいわない。ちゃんとアチラでなくては手に入らない軽いものを注文した。
でも、ああ、おれもポルトガル、とにかく行ってしまえば、いっさいカネはいらない滞在中のめんどうはみてやるというやつがいて、またおれはそれぐらいのことはしてもらってもトウゼンと思っているわけで、とにかく行けばよいのだ。
ま、それはいいが、ポルトガル、マジで考えていた。書き下ろしの原稿、どうしようかな、とか……。うふふふ、本当に行きそうな気分になった。航空運賃だけなら、なんとかなるもんな。そのように、フラッと旅立つのは得意だし。ま、しかし、ご安心ください、書き下ろし、約束どおり、必ず、やります。たぶん。
おれはこの夏の忙しさで、やどやなどワールドG関係もほおりだしていたけど、いろいろなことがすすんで、なんと、Tシャツなんぞまで作って。このキャラ、タヌキは、きっと、あの店頭によくあるタヌキの置物、あれをガイジンたちがよろこぶので、それでこれにしたと思うのだけど。ほかに、いくつか、大きな動きもあった。だんだん、楽しみも増しているけど、シッカリやらなくてはな。
たまには、「旅人文化ブログなんでも版」でもごらんください。ただいま、まりりんが出発準備中。……クリック地獄
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