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2007/10/04

「アルコール度の高い多難かつ仕合せな人生」のために

まだ夏バテは残っているようだが、少しずつ、回復に向かっているような感じがする。そろそろ低迷から底を打ち、飲む気力が上向きになりそうだ。

「雲のうえ」5号の色校が届いた。これが最後の校正になるから、念入りに見ていたのだが、どう考えても考えなくても、今日は久しぶりの生ビール日和だ、飲まずにいられようか。ってことで、飲みに行ってしまった。イチオウ北浦和の地元で。校正は大丈夫、日限までには、ちゃんとやりますから。(編集者は、このブログを見ながら、チェックしているんだよね)。「雲のうえ」5号、すばらしい! ああ、もう、これが出たら、死んでもいい。でも、最後の校正をシッカリやらなくては。と、殊勝な姿勢を示す。

そりゃそうと、低迷といえば、某雑誌の編集者から、「迷走中」とメールがあった。本人のことではなく、雑誌のことだが。本人も「今年30、そろそろ思う方向を模索したい気持ちにも、なってきました」ともある。そうねえ、一度、出版業界を離れて迷走するのもよいかもね。

迷走、いいことだ。日本も迷走し、メディアも迷走。あん、おれの人生? 迷走のしっぱなし。人生は、迷走だよ。

タイトルのセリフは、2006/09/02「遠藤哲夫を礼賛しよう」に書いたものだ。なぜこれが出てきたかというと、なぜか、きのうときょう、このエントリーに対するアクセスが多いのだ。ま、ふだんは、あまりないということなんだけど。それで、読み返してみたら、こんなことを書いていた。なかなか自分でも気に入っているセリフなのに、すぐ忘れてしまうんだな。

「関心空間」の「遠藤哲夫」にも引用されている。「皆で遠藤哲夫を礼賛しよう!ええ私、アルコール度の高い多難かつ仕合せな人生をささやかに送っておりますですよ。そんで多分地獄に堕ちるわよ。見てろ~」ってなぐあいに。……クリック地獄

これ、一年前ぐらいのことだよなあ、この縞子さん、いまでもそんなぐあいに思っているのだろうか。ぐふふふふふ、いまごろは、こんなこと書いたことを後悔していたりして。それとも忘れているか。ま、どうでもいいさ。

ぐへ~、酔ったときは、こういうネタで、簡単に終わろう。それに、酔っているばあいじゃないのだ。と、酔ってから書き。

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