タテめし、ヨコめし。須田泰成「兵庫のおじさん」。
最初に、お知らせ。
問い合わせのメールをいただいていますが、『雲のうえ』5号を都内の書店などで入手されたい方は、配本されるのは10日ごろになるらしいです。どの書店で扱っているか、おれが知っているのは神田神保町の書肆アクセス(でも11月17日で閉店!)、早稲田の古書現世、あと青山ブックセンター。ほかにも扱っているところがあるらしいけど、わかったら、このブログでお知らせします。
では、本日の、あれこれ。
ま、とにかく、それで、もう11月じゃないか。どんどん過ぎていくなあ。時は過ぎ、会うことになるのかどうか待つともなく待っているメールはなしのつぶて、このまま過ぎておわるのかとおもいながら、「タテめし、ヨコめし」をなんの脈絡もなく思い出す。いま、この言葉、ほとんど聞かないね。
ふりかえると、「外めし」だの「イタめし」だの「フラめし」だのという言い方、おれは今回『雲のうえ』では「力めし」「男めし」という表現をつかったけど、こういう言い方は、たぶん、80年代前半ごろの「タテめし、ヨコめし」あたりから広がったのではないかという気がフトしたので、忘れないうちに書いておく。「タテめし」は和食系、「ヨコめし」は洋食系。当時「ギョーカイ」とカタカナで表記された、テレビや広告などのカタカナ商売ギョーカイの人たちが使い出して広がった、と記憶している。
かと思えば、一年以上ご無沙汰しているひとから、「力強く奥の深いブログ、拝見しては元気をいただいております」と、一杯やりましょうメール。うれしいねえ。知らなかったが、「ヤフー検索数・第1位になったバカ・アニメ「兵庫のおじさん」を世に贈り、いろんな人たちに嫌われつつも、なんとかやっております」と。
コメディライター/プロデューサーの須田泰成さん。ご無沙汰しているあいだに大活躍じゃございませんか。いや、ほんと、これ、すごくおもしろいので、ここに紹介しよう。
たしかに、いろんな人たちに嫌われるだろうけど、ネットだからこういうことができるようになって、支持するひとも少なくないのだから。そういえば、おれもそうか、けっこう嫌われているし、本は絶版にされちゃうし、そういうおれから逃げるやつもいるし、でもネットというテがあるのですよ。ま、おれのばあいは、須田さんの作品ほどは、話題にはならないし、ネットじゃカネにならないけど。とにかく、嫌われても、いいじゃないの、わが道をゆく。
まずは須田さんがメールで紹介してくれた「兵庫のおじさん」。YouTubeだから、ここからほかのものも見られる。見だすと、おもしろくて、とまらない。おれのブログを好きで見ている方なら、おもしろいだろうし、嫌いなおれをチェックするためにおれのブログ見ているひとは嫌うだろうけどね。
単なる「毒舌」だの「辛口」なんて、もう古いし、センスが悪いし、おもしろくでもない。こういうセンスでいきたいよ。
おじさんの教育方針です。。。
http://jp.youtube.com/watch?v=dibtKe5p8Y0
ゴア元大統領にひとこと
http://jp.youtube.com/watch?v=SYDhjfycpDU
政見放送
http://jp.youtube.com/watch?v=sJACwH7auEE
インド洋の油についての、お政治メッセージ
http://jp.youtube.com/watch?v=6L0l1yLClu0
ということで。
須田さんの会社、大日本生ゲノムのホームページ
http://www.namagenome.com/
ほかにこんなこともやっている。
経堂系ドットコム
http://www.kyodo-kei.com/
日本スローコメディ協会
http://www.slowcomedy.tv/
このブログでは、2006/05/14「須田泰成コメディノロジー研究室から食と料理の喜劇性をへろへろ」とか…クリック地獄
新宿ゴールデン街のマチュカバーもよろしくね。
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