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2007/10/16

痛飲泥酔二日酔い心は晴れ、書評のメルマガ発行

きのうは、御徒町で打ち合わせ。出かける前に郵便受けを見たら、ポルトガルからはがき。まりりんから。知り合いのところに着いた。美しい海岸のそば、やつがおれの来るのを心待ちにしていると。悪い話じゃないなあ、本は絶版になるしいろいろ失意の日々、しばし離れてみるのもよいか、ニューヨーク経由が安いのか北回りが安いのか、とかボンヤリ考えながら向かう。

上野駅からアメ横を通り、前日の暴力団射殺事件の名残り少しはあるかと思ったけど、まるで無し。卸のエフのシャッターが閉まっていた。どうしたのかな。おれの知り合いをクビにしたから閉店か。まさかね。

御徒町駅南口19時の待ち合わせにチト早かったので、周辺を歩く。ジュエリー問屋の前で、ヤーさま風の男が、ねえちゃんの尻をなでながら、このナントカを買ってやるからナントカと別れろ、それとも若いものをさしむけようか、なーんてくどいている。こんなやつ、ヤーさまじゃねえか。

初対面男37歳と駅近くの安くてまずい居酒屋へ。ここならいくら飲んでも、会社の経費で落としやすい。この男、日本酒好き、燗酒をガンガン飲む、アレコレ盛り上がる。しかし、給料安いのに、よく働き、ほんと大変。

上野駅で別れたところまでは覚えているが、あと記憶喪失。目が覚めたら激しい頭痛、身体の中じゅうがただれている感じ。でも起きてメールをチェックすると、ポルトガルのやつからメール。魅力的な誘い。ますますポルトガルへ心が傾くが、行くか行かざるか決める前にメールを一本。その返事でポルトガルはやめた。まりりんの土産話を聞くだけにしよう。

いま15時、まだ胸がやけている。いったいどんな飲み方をしたのか、どれだけ飲んだのか。明後日まで仕上げなくてはならない仕事があるので、二日酔いなんかやってらんないのに。

書評のメルマガvol.332が発行になった。先日来予告のとおり、「スピード感とリズム感のある料理」というタイトルで、瀬尾幸子『簡単!旨いつまみ』学習研究社を紹介しています。ごらんなってください。……クリック地獄

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