今日の話題は「ミシュラン東京2008」と「ラーメン協会」。
大衆食だの大衆食堂だのといっているが、飲食業界というか外食産業の業界関係者とのツキアイは、もう15年ぐらい希薄だった。チト仕事の都合があって、むかしの、そのスジの知り合いと連絡をとったら、やあやあ久しぶりと、つぎつぎまた電話やらメールがあって、なんだか慌しい日になった。
とくに喧嘩わかれしたわけでも、気まずいことがあったわけでもなく、単におれがそっちのほうから、例によって横へずれて業界的な付き合いから離れただけだから、「懐かしいねえ」となる。みなおれより一回り以上年下で、ご活躍だ。けっこう、けっこう。
それで、あれこれ話していると、いろいろな名前が出る、へえ、ほう、えっ、そのひと知っているよ、あの人が……、業界というのは、ほんと狭い。そういう狭さが、イヤというか飽きて、おれはすぐ横へズレてしまうのだが。
で、メモしておこうと思ったのは、意外な男と女が、意外な店にあらわれていたという話ではなくて、今日の話題は、やっぱり、「ミシュラン東京2008」と「ラーメン協会」だった。業界的には、手詰まり行き詰まり感のある状況で、どちらもなんらかの「活性化」にはなるだろうという見方が大勢のようだ。だけど、それは広告販促的な効果で、経営的にどれだけプラスになるかはわからない。いまの状況は、広告販促的な効果が、どれだけ経営につながるか、慎重に見きわめなくてはならない。長い目でみたら、マイナスのほうが大きいだろう。権威主義が広がることは、雑草のような強さとオタクのような個人のこだわりや研究心でやってきた飲食業のためにはよくない。テナことで、なかなかおもしろい意見を聞けた。くわしくは、そのうちってことで、とりあえず酒飲んで忘れないようにメモ。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント