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2007/12/10

「冷たい」午前2時すぎの「温かい」ヨロコビ。

天に冷たく冴えわたる月。「冷たくされても冷たい風が吹いても、おれのココロは密かに熱い」と昼に書いたことが、ウソくさい強がりに思えるぜ。ああ、おれは、そんなに強くはない、女に冷たくされ今月今夜のこの月をおれの涙で曇らしてやる、なんて言った貫一さんのセリフじゃねえが、涙ひとすじ眼にたくわえて、今宵は久しぶりに酔いどれ深夜便だ。

……ってのはウソなのさ。ちょいとソレ風に書いてみた。これじゃ浪花節の台本にならないな。酒を飲まずにオシゴトしていたら、午前2時過ぎてしまったよ。寒い冷たいのは確かで、キーを打つ音だけ、宇宙の中の孤独を感じるねえ。

そんな夜はさ、ネットうろうろで見つけた、こういうのがうれしいねえ。あったまるねえ。「閑人亭日録」さま、ありがとうございます、孤独なワタクシに、こんなに激励になることはありません。

女に捨てられるように出版社に捨てられ絶版処分をくらった『汁かけめし快食學』だが、見よ!

2007-12-05「■汁かけめしイケマセン」…クリック地獄

「遠藤哲夫「汁かけめし快食學」ちくま文庫は快作だ。特に第7章「汁かけめしイケマセンと雑穀食」には興奮した。」……「他にも引用したい箇所が丼に富士山ほどある......のでやめる。ミシュラン読む前にこれを読め、だな。」

こんな風に読んでもらえると、ありがたいねえ。
この前の日2007-12-04「■味噌汁ぶっかけめし」にも、

……「人間、気どっちゃいけないね。」174頁
 この言葉、気に入った。……

と書いてくださっている。

ああ、こんな夜更けに興奮してしまった。
寝よ。
寝て起きれば、朝か。いまから寝ても、朝はちゃんと起きるんだよな。


関連
2007/10/03
『汁かけめし快食學』絶版によせて。おれが愛した大衆食。

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