おれはキモイぞ。来年は「キモイめし」。
このあいだから、このブログの来年のコンセプトというかテーマを考えていたが、「これだっ」というのがなかなか思いつかなかった。ところが、今日ふとしたことから「キモイ」という言葉を目にした。それは、流れからすれば侮蔑的につかわれたものにちがいないが、チョイと気になる言葉だった。というのも、見聞きするたびに、「キモイ」は違う意味というか感情あるいは情緒を含んでいるようで、そこが気になった。おれは、この言葉をほとんどつかったことがないので、調べてみた。
例によって、あまりあてにならない『ウィキペディア(Wikipedia)』には「若者言葉」という項目があって、そこに「キモい」がある。
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キモい
「気持ち悪い」の意味である。「きもい」や「キモイ」と表記される事もある。類義語に「きしょい」があるが、これは「気色悪い」を転じたものである。意味は「キモい」や「キモイ」とさほど変わらない。一般的には「キモい」や「キモイ」が使われる場合が多い。同じようなことばにかいーがある。主に対象は男性であることが多く、女性が対象である場合には軽い冗談であることが多い。そのためか、主に使用者は女性に多い。 ただ、小中高生がよく使う言葉ではあるが、直接的に対象を「気持ち悪い」と言うよりも、今では若干軽いニュアンスや人間離れした技能を見たときの褒め言葉としても使われる。「ちょっと変わった物、人、あるいは様子」を目にすると、「何あれ? キモいね」と、とりあえず「キモい」と言う感覚に近いと思われる。冗談として「キモい」と使う事もできる。キモかわいいという言葉にみられるように、必ずしも明確にその対象を「気持ち悪い」と考えているという意味で使っているとは限らない。(ただし、言われた側にとって侮辱的な言葉にならないとは限らない)。なお、キモいの対象は、ほとんど人であるため、自分の体調が悪い時にキモいと言うことはほとんどない。 1990年代後半以降から使用される頻度が増えてきている。なまって「きめえ」とも。 派生語の「キモキモ」はチェキ語を参照されたい。
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これを読んで、もうこれっきゃないと思った。あれこれ考えていた条件を満たすものとして最高なのだ。来年は「キモイめし」に決定。おそらく来年は、これまで続いてきた「クールな閉塞」がガタついていくことになると思うのだが、この言葉を採用する理由は、後日ゆっくり書く。なにせ今日は、やることドッサリのうえ、タップリ飲まなきゃいけないし。
とりあえず自分の必要で、今年の「好食」について、関係するエントリーを検索してみた。
2007/05/31
「ささやかだけれど、役に立つこと」
2007/05/02
食欲と食欲の文化的充足
2007/01/20
それで好食「たらし焼き」なのだが
2007/01/15
女暴君的好食記
2007/01/14
ファンダメンタルな好食
2007/01/12
飲食の楽しさの格別な意味
2007/01/09
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2007/01/08
「好食」の方法
2007/01/03
神棚の下で好食「たらし焼き」に感動す
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