やはりメールでの「会話」は難しい。
ここのところ、いくつか新しい企画が進行しているのだけど、メールのやりとりでの「打ち合わせ」が多い。これが、なかなか難しい。顔を合わせているか電話なら、あっ、それどういうこと、こういうことかな、と確認できることが、いちいちメールのやりとりになる。ていねいに説明しようとすると、文が長くなる。書くのはメンドウだし、読むほうも大変だ。やりとりに時間がかかる。簡潔に書くと、ニュアンスが伝わらないことがあって、キケンがともなう。こちらは怒っているわけじゃないのに、短く書くと、怒っているように思われてしまうこともある。そんなに、いつも優しく丁寧になんか書いてらんないよ、と思ったりする。
事務的な、あるいはビジネスライクなやりとりの場合は、むしろ「証拠」が残ってよいが、コミュニケーションや、それが必要な打ち合わせのばあいは、やはり会うか電話のほうがやりやすい。
そんなことを考えていて、思わずあるひとの携帯にメールをしてしまった。相手は、いま何をしているかわからない。便所でウンコをしているかもしれない。忙しいときのために、三択にして質問のかたちにする。番号だけ打ち返せばよい。イエス、ノーに、3番目の回答は「うるせえ」にした。
すぐあった返信には「3」とだけあった。それを見て、自分で「うるせえ」と書いてつくったものなのに、相手に「うるせえ」といわれたようで、動揺してしまった。顔を合わせているときなら「うるせえ」といわれても、どうということはないだろうが、メールだと、その言葉に驚いてしまうのだ。やれやれ。どうも「うるせえ」ところおじゃましてすみませんでした。お銚子一本おごるから許して。
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