「力仕事」は忙しい気分。
大車輪という感じ。新しい企画の立ち上げというのは「力仕事」だ。原稿を書くのとは大ちがい。原稿を書くのだって、おれは頭で書くのではなく肉体で書くから体力勝負だが、プロジェクトの立ち上げは、いかにも力仕事だ。損得欲望の摩擦、美学の衝突、ボタンのかけちがい、単純に約束を守らないやつ、のんきなやつ、せっかちのやつ、理不尽不条理がぐるぐる渦を巻いて、その渦と一緒に頭脳も筋肉も区別のつかない肉体を働かせなくてはならない。
ビジネスはおもしろい、ゼニをこえるおもしろさがある。それは複雑な世間とナマの人間が相手の取っ組み合いだからだな。乱交、やったことないけど、そんなものか。ビジネスは、最高の文化活動だよ。でも、くたびれる。何度もいっているが、トシヨリ=おれを、もっといたわるよーに。
ってえわけで、大車輪のところへ、トツジョ呑みの誘いがあり、それも女からとあっては断る理由はなし、大車輪の輪がさらに大回転。
おれは、隠遁隠者より、欲望にまみれつつ枯れる感じだな。
キモめしキモ酒脱インポ
大車輪 欲望しつつ 枯れの道
大車輪でも、こころは、おおらかに。
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