ひえびえ大盛りの日。
今日は12日で、毎月、故郷の中学同期の呑み会のある日だ。先日、クボシュンさんから電話があって行くといっておいたのだが、今日か明日かさだまらない予定があって、マジメに仕事をすることにし行くのをやめた。
今日か明日か定まらない予定は、明日になり、さらに夕方すぎにキャンセルになった。よくあることだし、そんな予感もあったから気にはならないが、今夜は、とりわけ寒い厳しい北風が吹いているからか、チト気分がひえびえとした。
そのうえ、最北の地から東京にもどった「辺境の詩人」からハガキが届いた。見たら、その地で昨年1月に彼が撮影した写真を使用して印刷された、思わずハガキを手から離したくなるほど、ひとを拒絶するような厳寒の風景だ。
そえられた言葉には「いつも北の空を想っています」と。そうかあ、やはり「辺境の詩人」はちがうな、おれはあったかいところで、燗酒でも呑みながら、あったかい女にあたためてもらう堕落者でいたいねと思った。
そうこうしているうちに、クボシュンさんから電話があった。故郷は寒いだけじゃなく大変な吹雪だそうだ。もう寒々しい話はケッコウの気分で、しかしそれでも呑み会に集まる雪国土着の豪のものたちに感心した。
そんな、ひえびえ大盛りの日でした。とさ。
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