待つわ。
「[書評]のメルマガ」2008.2.19発行、堀内恭さんの「入谷コピー文庫 しみじみ通信」は、「待つわ」のタイトルで、このようなことを書いている。
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年末の紅白歌合戦を毎年観ている友達は、周囲にはあまりいないのですが、
僕は必ず観る方です。今回も視聴率はよくなかったようですが、昨年の紅白は
近年になくユニークで面白かったと思います。
(略)
歌手の中では、中村中とあみんが印象的でした。友人のお兄さんがいいよと
ススメてくれていた話題の歌手・中村中は初めて聴いたのですが、背筋がぞっ
としました。一度でファンになりました。
学生時代に耳がくさるほど街中でかかっていた、あみんの「待つわ」。その
歌が時を超えて、人生の皺を重ねた二人が歌うと、何とも味わい深いものでした
。
「待つわ」というタイトルも、情報社会で待つことの少なくなった人の心にこ
そ響きます。その「待つわ」ですが、この「入谷コピー文庫」でも創刊当時か
ら、実は3年間ずーっと待っている「待つわ」原稿があるのです。
そのタイトルだけでも紹介しましょう。
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ドキッとして、そのタイトルに、おれが待たせている原稿が含まれていないので、ホッとする。おれより前、創刊のときから待たせているひとがいたのだ。おれは一昨年夏の「現代日本料理「野菜炒め」考」以来だから、まだ待たせてよいようだ。「マカロニサラダ」考、そのつぎに「サバ味噌煮」考の「三部作」の予定なのだが、まったく手をつけてないとおなじ状態。すまんねえ。
それにしても、「「待つわ」というタイトルも、情報社会で待つことの少なくなった人の心にこそ響きます。」とは、いかにも堀内さんらしい感性だ。おれも反省して、いつまでも待つとしよう。
なにを待つかって、きまってるでしょ。待ってるよ~。おまけに今回の号のタイトルは、[ また会いましょう 号]だ。というわけだな。
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