「さびしい風」も「愉快な風」も。
2008/03/05「『BRUTUS』が食堂特集とな。」で引用させてもらった、「吹ク風ト、流ルル水ト。」というブログある。そのときは、どなたがやっているかわからなかったから、たいへんお世話になっている方のブログだとは知らなかった。そのあと、ちょっとしたことで気がついたのだが。
その4月3日のエントリーが「『ザ大衆食つまみぐい』──あれこれ」。
「エンテツこと「遠藤哲夫さん」のブログ『ザ大衆食つまみぐい』に「オコトバ」という欄がある。」と、当ブログの←左サイドバーのいちばん上にある、江原恵さんの「オコトバ」から始めている。
そして、江原さん著作からいくつか引用されたのち、その江原さんのオコトバから「30数年の月日が流れ、ブログは通人の食通談議が満載である。」と、つぎのように書いて終わる。
わたしは、これらの「食通談議ブログ」も「大切な命をありがたく頂きますブログ」
も見ることはない。
えっ、なぜエンテツのブログを見にいくのかって?
つまり、ことばにした部分のすぐ横を「人生」というさびしい風が吹き抜けているの
が見えるような気がする、からですよ。
おどろいた。それだけではない、これを見て、ある人からメールがあった、と、おれにメールがあったのだ。その「ある人」というのが、おれはまだ直接会ったことはないが、つながりがある。はてさて、どこでどうつながっているのか、なんだか「さびしい風」も「愉快な風」も一緒に吹き抜けているようで。おもしろい。こういうことがあると、酒もめしもうまくなる。
それはともかく、きょう4日のエントリー「花の季節に背中が寒くなることについて」でも江原さんの著書からの引用がある。こんなに江原さんが書いたことを上手に引用される方がいると、ほんと、うれしい。
で、おれは、おどろいたり、よろこんだりで、さっそく返事をした。しかし、このキッパリとした台詞には、しびれるなあ。ねえ。
わたしは、これらの「食通談議ブログ」も「大切な命をありがたく頂きますブログ」
も見ることはない。
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