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2008/04/03

埼玉の蕨なんぞが、なかなかよいのだな。

Saketuma_huruhonもう3日になったから、おとといのことだ。『酒とつまみ』に南陀楼綾繁さんが連載の「古本屋発、居酒屋行き」の取材があった。おれは、古本も古本屋もたいした興味はないが、タダで酒が呑めるからとついてゆくだけの永世ゲスト。そして、今回のゲストは、この道はいつか来た道じゃない、この道ン十年のエロ漫画屋、売れないと嘆いていた近著『東京の暴れん坊 俺が踏みつけた映画・古本・エロ漫画』(右文書院・定価2100円)の著者、塩山芳明さん。

京浜東北線の埼玉県蕨市、この市は、平成の大合併でも合併しないで、なおかつ読めない書けない人がいるからひらがなにしたほうがよいという声もあるという、「蕨(わらび)」の蕨駅で、17時の待ち合わせ。すでに書いたように、おれが16時半チョイすぎに着いたら、大竹聡編集発行人がいた。すでに書いたように、2人でやる5日の「わめぞ」のトークショーをどうするか不真面目不謹慎に語り合い、ちかごろの出版業界や雑誌、その編集者やライターなどについて、これまた不真面目不謹慎に悪態をついたりしているうちに、塩山さんがあらわれる。なんと、大竹さんと塩山さんは、初対面なのだった。

南陀楼さんは、少し遅れてあらわれ、イザ古本屋へ。最初に行ったところが、「古書 なごみ堂」。この店は、京浜東北線沿いの蕨と西川口のあいだにあって、いつも電車から見えるから気になっていた。いやあ、古本屋らしい古本屋、おやじが、まず古本屋のおやじらしい。つぎに行った古本屋も、そうなのだ。なんか蕨って、時流に媚びず「蕨」を通すだけあって、なんかマイペースサムシングエトセトラな愛なのだった。

と、書いたところで、眠いからねよ。もうまもなく、午前2時だもんね。もちろん酒は呑んでいるし。眠い。

そして古本屋二軒のあとには、改装して新しいが、しっかりなんでもあり古い大衆食堂のメニューの店で、ビールで乾杯のち、焼酎ボトル2本呑んで、おもしろさ満載のおしゃべりだった。まったく、どうしようもねえ、男たちだ。ああ、眠い。

それにしても、画像、見てくれ。南陀楼さんと塩山さんのスタイル、もう少しなんとかならねえかとおもうが、その野暮ったさが特徴なんだから、それがなんとかなってしまったら、おもしろくでもなんでもない存在になるのだな。やれやれ、この世は、なにからなにまで不条理だ。寝よ。

愛してるよ~。もちろん、この男たちのことではない、あんたのこと。

南陀楼綾繁さんの「ナンダロウアヤシゲの日々」
塩山芳明さんの「漫画屋」サイト
いつ発行になるかわからない「酒とつまみ」

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