記憶喪失中の諸行無常。追記。
さきほど中原さんのブログ「吹ク風ト、流ルル水ト。」を見たら、下記の記事を読んでのエントリーがあった。「路地の諸行無常」のタイトルで、「すぐにデジカメを確かめると、あった。写真を撮ったことなど忘却の彼方 というか全く覚えていない。」と、その画像が掲載してある。やはり中原さんも覚えていなかったのだ。路地の名前は「ふくべ小路」というのだそうだ。呑んで記憶を失った男が写真を撮るにふさわさしい名前と光景だ、といえる。愉快なり。(26日追記)
おどろいた。ちかごろ、こういうことはめずらしくないのだが、デジカメのなかを見たら、撮影した記憶がない、昨夜の三軒茶屋の横丁の画像が4枚あった。これは、「味とめ」から出て、つぎへ行く途中なのか、それとも、すでに二軒目を出て、駅へむかう途中なのか、それすらも思い出せない。かなり酔っていたはずの中原さんも、しっかりカメラをかまえて撮影している。なにかやらかしたい、なにかやらかさずにはいられない、そんな人生を歩んできた、まもなく60になろうという男と60半ばの男が二人、欲望の大都会の谷間で、酔ってなにをやらかしているのか、なにをやらかそうというのか。とりあえず、掲載。いちばん下の画像の正面の店は「だし汁屋」とある。うーむ、気になる。
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