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2008/05/20

明日21日は、新宿ロフトプラスワンで「モンティ・パイソン・ナイト」。

きのう須田泰成さんから届いたメールの書き出しに、こうあった。…………


いつも急でスミマセン。
コメディライター&プロデューサーの須田泰成です。

5月21日(水)新宿ロフトプラスワンにて
「モンティ・パイソン・ナイト」が開催されます。
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

開場:18時半
開演:19時半~23時 くらいです。


…………たしかに、いつも急だ。おそらく、コメディという職業的テクニックだろう、いつもそう思っていた。みながセカセカ計画的にやっているとき、わざとユルク発作的にやる、みんなが悲しんでいるとき、わざと不謹慎を口にする、みんなが喜んでわいているときに、わざと冷たい言葉を放つ、ようするにズラシのテクニック。そのことでカタイ緊張感100パーセント状態を緩和する。それにちがいない。

が、しかし、おとといの夜、きのうからすれば前夜に、太田尻家で須田さんとあって21日の話になったとき、須田さんは、イヒヒヒヒヒと笑いながら、まだ出演者の交渉をやってないようなことを言っていたように思う。それならば、この「急」は、高度で複雑なズラシのテクニックなんぞではなく、単に、ドンぎわまで「なにもやってなかった」にすぎないのではないかとも考えられる。しかーし、須田さんのように仕事も生活も子育ても肉体がコメディと化しているひとは、やはり自然に、それが「なにもやってなかった」生コメディになるのだろう。か、そうだろうか、どうだろうかと考えながら読みすすめる。…………


司会は、ロフトプラスワンの多田さん。

ゲストは、出演順に(予定)

今拓海さん(ルポライター/「モンティ・パイソン大全」脚注協力)

石黒謙吾さん(著述家&編集者)

五月女ケイ子さん(イラストレーター)

細川徹さん(作家/演出家)

高橋茂美さん(瑞鷹代表取締役/「兵庫のおじさん」プロデューサー)


…………フムフムフム、なぬっ、なんだ、これは、おれは目が点になった。泥酔しているのかと思った。もしかすると、おれのことか、これは。たしかに、こうあるのだ。…………


遠藤哲夫さん(大衆食堂研究家/パイソン好き/65歳)


…………そういえば、大田尻家で、須田さんは、おれがどうせ来るなら何かしゃべらせようか、というようなことを言っていたような気もする。でも、それは「冗談」という状況であった。酔っていたおれだって冗談とわかったから、笑ってとりあわなかった。コメディプロデューサーとは、冗談をやりぬくひとなのか。それにしても「パイソン好き」とは冗談が過ぎる。いや、これはキツイ冗談が仕掛けられているのか。奥が深すぎてわからん。あと、このように書いてあった。…………


相馬称さん(webデザイナー/パイソン研究)

など、オモシロイ方々を予定しております。

意外な飛び入りゲストも来るかもしれません。


…………ようするに、とりあえず、当日会場に来ることがわかっているヒマ人を出演者にしたにちがいない。いや、ほかのひとは知らないが、少なくともおれのばあいはヒマだから行くのだ。モンダイは、「意外な飛び入りゲスト」だ。これだ。モンダイだ。ほんとうに来るのだろうか。それとも単なる釣りか。これまでの須田さんのパーティーからすると、たしかに来る可能性もある。「意外性」これもコメディの仕掛けられたワナだからな。ありうるぞ。いつも「急」で「冗談」で「意外性」、これが須田コメディのキモなのだ。しかし、単に「いい加減」の結果なのかも知れない。こんな時代だから、その「いい加減」もコメディの芸になるのかも知れない。ま、あんまりカタク考えずに楽しもうということだ。ようするに、こういうこと。…………


内容は、ゆるーく飲みながらパイソンのコントを見て楽しもうという、

笑って癒されるイベントになると思われます。

なにか質問などある方は、須田ケータイまでご連絡ください。


…………質問? 急に言われても、思いつかない。いまから昼酒(まだ朝か)呑むと、思いつくかも知れない。なんだか、なぜだか、んなわけで、明日はロフトプラスワンで楽しくやりましょう。明日のことだ、ほんと急だ。人生は冗談。

質問、思いついた。……おれだけ年齢があるのは、なぜなのだ。

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